本郷奏多、神田沙也加、岡本玲ら再び！『ダンガンロンパ THE STAGE～希望の学園と絶望の高校生～2016』開幕

2016年6月16日2024年7月31日

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2016年6月16日（木）東京・Zeppブルーシアター六本木にて舞台『ダンガンロンパ THE STAGE～希望の学園と絶望の高校生～2016』が開幕した。本作は人気シリーズ・ダンガンロンパの中でも、2014年に本郷奏多が主演した『ダンガンロンパ THE STAGE』の再演となる舞台。その初日前日に同劇場にてゲネプロと囲み会見が行われ、主演の本郷奏多、神田沙也加、岡本玲、中村優一、山崎静代（南海キャンディーズ）、七木奏音、松風雅也が登壇した。

新作アニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』にも声優として出演する、超高校級の幸運・苗木誠役の本郷は「演出も変わって、本も抜本的に変更されていますが、大きく初演から変わっているところが一ヶ所あります。アニメファンの方でも、前回の舞台を見てくださった方でも、ダンガンロンパが好きな方なら、おおっ！と唸ってしまうような変更点です。あえて何かは言いませんが、楽しみにしていてください。他には、裁判台の作りも変わっています。それによって、体を使った新しいよい見せ方が増えていて、みんなの身のこなしがスタイリッシュになっています」と、再演の魅力・見どころをコメント。

そのコメントどおり、初めて本作を見る方にはより内容が分かりやすく、初演を見た方にも満足できるように、演出・脚本が変更されている。また、本作の注目シーンである学級裁判も緊張感と迫力のあるシーンに仕上がっている。

本作の中心キャラの一人である超高校級の？？？・霧切響子役として、初演から引き続きの出演となる岡本は「私自身も初めて演じるつもりで、今日まで稽古をしてきました。この役は、超高校級の？？？から謎のまま始まって、だんだんと？？？が覚醒していくシーンなどもあるように、この舞台の中でキャラクターが変わっていくんです。今回は、そういうものをテーマに演出の田尾下（哲）さんと綿密に時間をかけてきました。だから、再演といっても、“私は余裕よ”なんてことはなかったです（笑）。みなさんと一丸となって稽古をしてきましたので、今日はそれが作品として完成するのが楽しみです」と、初日を迎えての意気込みを語った。元気で明るいイメージのある岡本だが、会見で語ったように本作では沈着冷静な霧切響子役を熱演しており、その点に岡本ファンも、ダンガンロンパ・シリーズのファンも注目して見て欲しい。

超高校級の格闘家・大神さくら役の山崎は「舞台の経験は漫才から始まっているので、舞台の上で相方の山ちゃん（山里亮太）を殴ってきたことを生かしてがんばりたいです（笑）。私の見どころとしては、格闘シーンがあるんですけど、衣装的にパンティが見えるので、これが何回見えるかが見どころです」とボケて、会場の笑いを誘った。大神さくらのファイティングシーンは、会見の冗談な雰囲気とは裏腹に、山崎のボクシング経験などを生かした迫力ある仕上がりとなっていて、大神さくらというキャラクターらしい見ごたえのあるシーンとなっている。

超高校級のギャル・江ノ島盾子役で、また舞台のテーマソングも担当する神田は「江ノ島盾子は個人的に自分史上で最難の役でした。“ガチ”なファンとしてこのキャラが大好きだったので、2.5次元として舞台化されるときに、自分が大好きな存在になれるというのはシンデレラストーリーをいただいた気持ちでした。だからこそ、責任を持ってやらなきゃいけないという気持ちは人一倍強いと思います。みんなのキャラクターとの向き合い方にも、稽古場からストイックなものを感じました。その上で培ったそれぞれの“ダンガンロンパ愛”が舞台の上で炸裂すると思っています。その思いは同じ目線のファンの方に届くだろうと確信しています」と、ダンガンロンパという作品と自身の関わりを通して語った。会見のコメントからもダンガンロンパ愛があふれる神田。彼女が演じる江ノ島盾子のクライマックス・シーンは、彼女のコメントどおり要注目だ。