10月25、26日(土・日)に五反田・ゆうぽとホールにて『Dracula ドラキュラ』が日本初上演される。
ゴシックホラーの金字塔と言えるブラム・ストーカー作「吸血鬼ドラキュラ」の出版100周年を記念して、ミルウォーキーバレエ団の芸術監督マイケル・ピンクが舞台化を手掛けたモダンバレエ作品。本国では“歩くホラーショー”と呼ばれ、観客が仮装して劇場を訪れるほど熱狂的なファンを生んだ傑作が、NBAバレエ団公演として、日本初上陸する。
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開幕を明日に控え、マイケル・ピンク、NBAバレエ団芸術監督の久保綋一、そして主演の大貫勇輔からコメントが届いたので紹介しよう。
振付/マイケル・ピンク
今回、私の作品である「Dracula」を日本で初めて上演できる機会が持てたことに心から感謝致します。
公演を迎えるまで、ダンサーと一緒に過ごせて非常に楽しかったです。
皆、エキサイトしていて素晴らしかったですし、大勢のスタッフが公演のために準備をしてくれている姿を拝見して、今、非常に興奮しています。
(大貫)勇輔君は本当にパーフェクトであり、非常に美しく魅力的なダンサーです。NBAバレエ団のダンサーたちも、よく私の話を聞いてくれ、とても理解が早いので、非常に上達が早かったです。
この素晴らしい作品を、皆で作っていることを心より実感しています。
ダンサーやスタッフと共に作品を創り上げる過程も素晴らしいものです。
素晴らしいダンサーの皆さんと勇輔君と一緒に公演を迎えることができ、本当に幸せです。
バレエ公演ではありますが、バレエを超えた作品だと思いますのでぜひ、この機会に一人でも多くの方に観て頂きたいです!
演出(NBAバレエ団芸術監督)/久保綋一
長年の願いがやっとかなったという感動と、特に今回はダンサーとしても参加しているので、本番を直前に控え、芸術監督として包括的に全てを束ねつつ、一人のアーティストとしても仕事を全うさせなければならないという事で、若干の緊張感を持っています。
ただ、それはとてもポジティブな物で、心地よい時間を味わっています。
ジョナサン・ハーカーという役は、私の現役生活でも思い入れが強い役でした。
その理由として、演じる度に新たな発見がある事が挙げられます。今回もまた新たな旅をさせてもらえました。
主演/大貫勇輔
(今のお気持ちは?)
最高にワクワクしています。舞台の上で、ドラキュラとして生きたいと思います。
マイケル・ピンク氏は、的確に色々な情報をくれる無駄のない方。それでいてチャーミングです。振付は、その場その場で柔軟に変えてくださり、常に作品を良くしようとされていました。
バレエ団に参加して、約2ヶ月間、バレエに集中してトレーニングが出来たことは有難い環境でした。男性が多い中でトレーニングすることはあまりなかったので、それもいい刺激になりました。
いい仲間たちに出会えたことに感謝しています。
『Dracula』は、10月25日(土)18:30から、10月26日(日)15:00から、東京・ゆうぽうとホールにて上演。