「キバコの会」による、第五回公演『KAKOCHI-YA』が、9月18日(木)から東京・赤坂レッドシアターにて上演されることになった。
「キバコの会」とは、映画『20世紀少年』シリーズや『トリック』シリーズの演出家・堤幸彦と半海一晃・野添義弘・多田木亮佑による演劇ユニット。ゲスト出演者と脚本家を迎え、書き下ろし作品を上演するために結成された。第二回公演からは、音楽担当の武内享もメンバーに加わり、ステージ上でBGM&効果音なども担当している。
「託つ(かこつ)」とは、心が満たされず不平を言うこと、恨むこと。
とある嵐の夜。男三人が、山奥にある屋敷に集められた。男たちを呼んだ相手は過去に死んだ三人の女たち。その屋敷は、現世に不満を持ち、その恨みのせいで成仏できない霊たちが集まる幽霊屋敷で、「託ち屋」(かこちや)と名乗る謎の怪しい人物が住んでいた。
託ち屋は、その霊たちの話を聞き、抱えている恨みをはらし成仏させることが役目で、その恨みの根源を断ちきらないと自分たちの身が危ないという。だが恨まれる理由がさっぱりわからない男たち。
屋敷でおこる怪奇現象に大混乱する中、いわくつきの女の幽霊たちが現れる。果たして、幽霊たちを成仏させることはできるのか!?
出演は半海一晃、野添義弘、多田木亮佑のほか、真野恵里菜、高垣彩陽、三浦理恵子など。「キバコの会」がおくる渾身のホラー(!?)「青山メインランドpresents キバコの会 第五回公演『KAKOCHI-YA』」は、9月18日(木)~9月28日(日)、東京・赤坂レッドシアターにて上演される。