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中谷美紀×井上芳雄×デヴィッド・ルヴォー演出で舞台『黒蜥蜴』を2018年1月上演

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2018年1月より東京・日生劇場にて、舞台『黒蜥蜴』を上演が決定した。本作は、美貌の女盗賊「黒蜥蜴」と名探偵「明智小五郎」が繰り広げる耽美と闇の世界を描いた江戸川乱歩の傑作を、三島由紀夫が戯曲化したもの。主演の「黒蜥蜴」役には中谷美紀、黒蜥蜴の好敵手であり運命の恋人「明智小五郎」役には井上芳雄が決定、演出には、日本でも『テレーズ・ラカン』や『ナイン』、『ETERNAL CHIKAMATSU』など、数多くの作品を手掛けている英国人演出家・デヴィッド・ルヴォーを迎える。

1988年の初来日以来、日本で演出をし続けたいと願い、日本に魅了されている理由に、三島由紀夫作品と歌舞伎との出会いを挙げているルヴォー。今回の配役について、ルヴォーは「黒蜥蜴役は、絶世の美女であること、同時に謎めいてた磁力の持ち主。中谷美紀さんは、そのすべての要素にかなっている。明智は、完全にアウトサイダーでありハードボイルドだが、まっとうなモラルも併せ持っている。『ルドルフ~ザ・ラスト・キス~』でご一緒した井上芳雄さんは、才能に恵まれた俳優で、クールで知性的な点でも明智にふさわしい」と期待を寄せている。

また、今回の出演にあたり中谷は「とても大きな劇場で演じるということに恐れを抱き、逡巡もしたのですが、やはり心が動いてしまい、出演させていただくことを決めました。ルヴォーさんとスタッフの方々が温かく支えてくださるということと、また、井上芳雄さんという素晴らしい明智小五郎さんにもめぐり会えるようですので、自らの身を委ねてみたいと思います」、井上は「「この作品をやりたいと感じた一番の理由は、ルヴォーさんの演出だということ。過去の経験が素晴らしかったので、いつかまたご一緒したいという気持ちがあり、ルヴォーさんが来日する度に顔を見せに行き『いつかまた一緒にやりたい』と言い続けてきました。今回のタイミングでお話をいただき、是が非でもやりたいとお返事しました」と語った。

3名のコメント全文は以下のとおり。

◆デヴィッド・ルヴォー(演出)
【中谷美紀について】
黒蜥蜴役は、まず目を見張るような絶世の美女でなければなりません。同時にある種の緊張感を持ち、何かに駆り立てられている女性で、謎めいており、この人のことを知りたいと、周囲に思わせる磁力の持ち主。中谷美紀さんは、そのすべての要素にかなうだけでなく、繊細な部分も併せ持っていて、申し分ありません。

【井上芳雄について】
明智は、完全にアウトサイダーであり、ハンフリー・ボガードのようなハードボイルドですが、まっとうなモラルも併せ持っています。『ルドルフ~ザ・ラスト・キス~』でご一緒した井上芳雄さんは、他者からの共感を呼ぶことができる才能に恵まれた俳優で、クールで知性的な点でも、明智にふさわしいでしょう。もう王子様役は十分でしょうから(笑)、新たなハードボイルド役に期待しています。

◆中谷美紀(黒蜥蜴役)
【出演にあたって】
今回、江戸川乱歩が創作し、三島由紀夫が書かれた物語をデヴィッド・ルヴォーさんが演出されるということで、三島さんが巧みに描かれた文章を表現することは容易なことではないですし、とても大きな劇場で演じるということに恐れを抱き、逡巡もしたのですが、やはり心が動いてしまい、出演させていただくことを決めました。
ルヴォーさんとスタッフの方々が温かく支えてくださるということと、また、井上芳雄さんという素晴らしい明智小五郎さんにもめぐり会えるようですので、自らの身を委ねてみたいと思います。

【「黒蜥蜴」という作品の魅力】
耽美的でありながら、毒も含んでいて、きちんとエンターテイメントになっている、とても分かりやすい物語であるということが、この作品の魅力なのではないでしょうか。

【演出デヴィッド・ルヴォーについて】
「言葉の魔術師」という感じで、人を抵抗なく説得する天才なのではないかと思っています。人の不安材料を取り除いたり、ご自分の世に引き込む力がある方だと思うので、ぜひ私も魔法にかけていただきたいと思っています。

【井上芳雄の印象】
私自身は本作が舞台4作目と経験がありませんが、井上さんはミュージカルスターであることはもちろん、ストレートプレイでも実のあるお芝居をなさる方ですので、いろいろ教えていただき、助けていただけることを期待しています。

◆井上芳雄(明智小五郎役)
【出演にあたって】
この作品をやりたいと感じた一番の理由はルヴォーさんの演出だということです。過去に『ルドルフ~ザ・ラスト・キス~』(2012年、帝国劇場)での経験が素晴らしかったので、いつかまたご一緒したいという気持ちがあり、ルヴォーさんが来日する度に顔を見せに行き、「いつかまた一緒にやりたい」と言い続けてきました。今回のタイミングでお話をいただき、是が非でもやりたいとお返事しました。

【『黒蜥蜴』という作品の魅力】
恥ずかしながら三島さんの作品はそこまで多く読んだことはないのですが、もともと「黒蜥蜴」はすごく好きで、話自体に興味がありました。「黒蜥蜴」というキャラクターに魅力がありますし、作品で描かれている時代の日本は今の日本にないものがたくさんあるので、不思議な話ではありますが、ずっとすごく好きな作品でしたね。ルヴォーさんとやりたいというのは第一ではありましたが、題材が「黒蜥蜴」だったということも二重のラッキーでした。

【演出デヴィッド・ルヴォーについて】
今までいろんな演出家の方とご一緒させていただいていますが、ルヴォーさんの演出は魔法にかけられているような、演出を受けて本番中も知らないうちに彼の意図する作品の世界に連れていかれているという経験だったので、「もう一度あの中に行きたい」と思っていました。数年が経ち、お互いに日々少しずつ変化していると思うので、今の彼が何を考えて、何を表現しようとするのかを知りたいですし、一緒に良い作品を作れたらこんな幸せなことはないと思います。

【中谷美紀さんの印象】
以前、ドラマで一度ワンシーンだけご一緒して、その時は一瞬お会いしただけだったのですが、その一瞬だけでも「ご一緒できてよかった」と思える方でした。女優さんとして素晴らしいのはもちろんなのですが、その現場で中谷さんは主演だったのにもかかわらず、現場の誰よりも気を遣っていて、「こんなことってあるのかな」と信じられないほど、素敵な印象しかありません。今回、舞台で「黒蜥蜴」と「明智」としてご一緒できることを本当に光栄に思います。

舞台『黒蜥蜴』は、2018年1月に東京。日生劇場にて、2018年2月上旬に大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演を予定。

(文/エンタステージ編集部)

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