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ミュージカル『オン・ユア・フィート!』開幕!朝夏まなと「熱い舞台をお届け」

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2018年12月8日(土)東京・日比谷シアタークリエにてミュージカル『オン・ユア・フィート!』が開幕した。初日前には公開ゲネプロと囲み会見が行われ、朝夏まなと、渡辺大輔、一路真輝が登壇した。

本作は、全世界でのレコード売上1億枚以上、「CONGA」「1-2-3」などでヒットチャートを席巻した”グロリア・エステファン&マイアミ・サウンド・マシーン”のヴォーカルである世界の歌姫グロリア・エステファンの栄光と挫折の半生を、情熱と躍動のラテンミュージック&ダンスに乗せて描いたブロードウェイミュージカルで、今回が日本初演となる。

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ブロードウェイで2015年11月に開幕するやいなや、幅広い世代の圧倒的支持でロングランを続け、現在全米ツアー真っ最中というホットな作品。グロリア・エステファン役には元宝塚歌劇団宙組トップスターであり、退団後2作目で初の単独主演となる朝夏。そしてグロリアの公私にわたるパートナーとなるエミリオ役には、ミュージカル界での活躍目覚ましい渡辺。グロリアの母親であるファハルド役には、元宝塚歌劇団雪組トップスターで、ミュージカルからストレートプレイまで幅広い活躍を見せる一路という実力派キャストが脇を固め、翻訳・訳詞・演出を上田一豪が務める。

会見では、まず朝夏が「キャストとスタッフのみなさんが一丸となって日本初演を盛り上げようという気持ちがすごく熱く、盛り上がっているので、みなさまに熱い舞台をお届けしたいと思っております」と挨拶。渡辺は「とにかく熱い舞台でありまして、2018年の締めくくりにふさわしい舞台になっています」とアピールすると、一路も「今週末から冷え込むそうですが、それと反対にシアタークリエは熱く盛り上がっていますので、ぜひみなさまに楽しみに来てほしいです」と呼びかけた。

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【あらすじ】
歌の大好きなグロリアはキューバ移民の両親のもと、マイアミという開放的な場所で暮らしていた。しかし、戦争によって身体が不自由な父親ホセ(栗原英雄)や妹レベッカ(青野紗穂)の世話に追われ、また母親ファハルドの反対もあり、歌の才能を発揮できずにいた。ところがある日、祖母コンスエロ(久野綾希子)の計らいで、地元で名の知れたバンドのプロデューサー、エミリオ・エステファンの前で歌を披露することに。それは輝かしいスターへの階段を駆け上るとともに、栄光と挫折の日々の始まりでもあった――。

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現在も活躍している歌姫グロリア・エステファンの半生を描く本作。朝夏は「私も人前で立って表現をするお仕事をしているので、理解できることがすごくあります。挫折や問題を抱えながらも、回りの人の支えがあってステージに立つというグロリアの半生を、良い時も、悪い時も劇的に描いているので、そこを丁寧に繊細に演じたいです」と役作りについて明かす。

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朝夏への印象として、渡辺が「常に笑顔で、太陽のような存在。朝夏さんがグロリアになった時に自分を見つめる目が愛してくれている目で、本当に幸せ」と語り、宝塚の先輩でもある一路は「母親目線、元宝塚上級生目線で見ているんですけど、本当に“朝夏まなとここにあり!グロリア・エステファンここにあり!”という舞台です」と絶賛。

グロリアの数々のナンバーと共に、朝夏はラテンの血を感じさせる情熱と躍動感を持った歌唱とダンスで観客たちをノリノリとさせ、時には心情を切なくバラードに乗せて歌いきる。少女時代からスターへと登り詰めたグロリアへの変化に合わせて、朝夏の千変万化の魅力を堪能できる作品となっている。

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グロリアの名曲の数々に、朝夏は「ノリノリの曲もバラードも全部が良い曲。好きな曲を一つに選べないです。最後に「MEGAMIX」というグロリアの良い曲が全て詰まったメドレーがあって、各キャストが歌い継いでいくのが最高に楽しいです」と明かした。さらにダンスについても「ほかのキャストのみなさんも素晴らしい迫力ある熱いダンスを披露されていますし、今回はラテンダンスを本格的にやっていらっしゃるペアの方も出演されていて、キレキレで素晴らしいです」と魅力を訴えた。

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グロリアをスターへと導くエミリオについて、渡辺は「明るくて、回りに対しての影響力もあり、目上の人に対しても折れないという意思の強さがあります。家族に対しての愛情は120%で、真っ正面からぶつかっていく熱い男性。自分もエミリオに教わったことがたくさんあるので、男性のお客様の中には、エミリオという男に憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか」と説明。

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そんな渡辺に対して、朝夏は「エミリオの役作りについてずっと考えていて、すごい真面目なのかなと思っていたら、エミリオになると素晴らしきコメディセンスを発揮するんです。それとパパ感がすごいです(笑)。包容力がスゴくて、こんな私をちゃんと包んでくれる包容力を持っていらして素敵です」と褒めると、渡辺は「絶対に(今のコメントを)記事に残してください(笑)」と笑顔を見せた。

渡辺が語るように本作は家族にフィーチャーした物語でもある。グロリアの一家にエミリオという存在が現れ、新たな家族が生まれる。二つの家族の心の重なり合い、そしてエミリオの一家の悲しい思い出も語られていく。その思いが綴られるバラードを渡辺が思いを込めて歌い上げるミュージカルシーンは、普段のエミリオの陽気な姿とは対照的で心に深く刻まれる。

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グロリアの歌手活動に反対する母親ファハルドを演じる一路は、役柄について「朝夏さんが演じられているグロリアをずっと見ていると、本当に母親の気持ちになるんです。この子が世に出て行くことを止めるべきか、押すべきか、その悩みがすごく母親で、葛藤をしながらも心の底ではグロリアを温かく見守っているんです」と解説し、続けて「キューバ出身のラテンなお母さんという、今までとはちょっと違う役柄ですが、朝夏さんのグロリアと渡辺君のエミリオが素敵なので、私もそれに乗っかって熱いラテンの血をお見せしたいと思います」と意気込んだ。

宝塚の先輩である一路に対して、朝夏は「グロリアとお母さんとの場面では、いつもケンカしていますが、普段は本当に気さくで、ちょっとどころじゃない天然で(笑)。数々のおもしろいエピソードがあるんですけど、ここで話すと1時間ぐらいかかります(笑)」とコメントして会場の笑いを誘いつつ「でも、本当に素敵なお母さんで、宝塚を卒業してこうやってご一緒させていただけて幸せです」と目を輝かせた。渡辺も「一路さんありきのグロリア家だと思っております」と称えた。

一家を、そして子どもを守ることと、子どもの幸せの間で葛藤しながらも、グロリアとエミリオに心を通わせていくファハルドを一路が熱演。さらに、回想シーンで、一路がファハルドのラテンの血を見せつける情熱あふれるミュージカルシーンも必見となっている。

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最後に、朝夏は「本当に楽しい舞台になっています。キャストのみなさんも和気あいあいと助け合っていますし、日本初演の本作を一人でも多くのみなさんに観ていただいて、平成最後の冬を一緒に盛り上げていきたいと思っておりますので、千秋楽までよろしくお願いいたします!」と会見を締めた。

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ミュージカル『オン・ユア・フィート!』は、12月8日(土)から12月30日(日)まで、東京・日比谷シアタークリエにて上演。その後、福岡・愛知・大阪を巡演。日程の詳細は以下のとおり。

【東京公演】2018年12月8日(土)~12月30日(日) 日比谷シアタークリエ
【福岡公演】2019年1月4日(金)~1月6日(日) 博多座
【愛知公演】2019年1月9日(水)・1月10日(木) 刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール
【大阪公演】2019年1月17日(木)~1月20日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

【公式HP】https://www.tohostage.com/onyourfeet/index.html

(取材・文・撮影/櫻井宏充)

(文/エンタステージ編集部)

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