スタスカ初舞台化!『Starry☆Sky on STAGE』開幕――七夕の夜、星座の導きで13人の想い重なる

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2019年7月10日(水)に東京・品川プリンスホテル クラブeXで、『Starry☆Sky on STAGE』が開幕した。本作は、honeybeeが贈るドラマCD・乙女ゲームの初舞台化作品。星にまつわる知識を教える「星月学園」(せいげつがくえん)を舞台に、唯一の女子生徒と十三星座の性格特徴を持つ男性キャラクターたちとの恋愛模様が描かれる。脚本は錦織伊代(アイデアフラッド)、演出は松崎史也が担当。初日前には公開ゲネプロと囲み会見が行われ、キャスト陣が本作の魅力や意気込みを語った。出演キャストの詳細は、以下のとおり。

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【Spring】七海哉太役:田中尚輝/土萌羊役:糸川耀士郎/東月錫也役:國島直希
【Summer】宮地龍之介役:古谷大和/金久保誉役:阿瀬川健太/木ノ瀬梓役:橘りょう
【Autumn】水嶋郁役:丸山ナオ/星月琥太郎役:青木一馬/陽日直獅役:輝山立
【Winter】青空颯斗役:高本学/天羽翼役:桜庭大翔/不知火一樹役:杉江優篤
神楽坂四季役:榊原徹士/夜久月子役:竹井未来望/白銀桜士郎役:鈴木翔音
犬飼隆文役:佐藤和斗/小熊伸也役:瑞野史人/白鳥弥彦役:高橋淩

※金久保誉役として出演予定だった越智友己は怪我のため降板し、白銀桜士郎役で出演予定だった阿瀬川健太が演じる
※白銀桜士郎役は鈴木翔音に変更となった

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年に一度の七夕。去年の春、3ヶ月だけ星月学園にいた土萌羊(糸川)が、アメリカから夜久月子(竹井)に会いに戻ってきた。学園に揃った13人は、月子を喜ばせるために集結。
「七夕の日、ベガが放つ『織姫の微笑み』と呼ばれる特別な光を浴びた願いは必ず叶う」――。
そんな話をしながら、みんなで短冊とペンに願いごとを書き、天羽翼(桜庭大翔)の発明したロケットに思いを乗せ、ベガを目がけて発射。次の瞬間、空で爆発が起こってしまう・・・!散り散りになった13人が再び目を覚ました世界は、月子がいない世界だった――という話が展開する。

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囲み会見で、不知火一樹役の杉江は「ゲームの一年後を描いた作品になっております。不知火や誉は卒業しているので、ゲームより成長した姿を楽しみにしていただければと思います」とアピール。

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また、陽日直獅役の輝山は「今年で10周年を向ける作品で、今までいろんなメディアミクス展開がされてきたと思いますが、この舞台はオリジナルストーリーとなっています。原作に忠実な部分や、オリジナルだからこそ見せられる関係性の濃さがあると思うので、それを楽しんでいただければ。また、“星空”がテーマの作品ということで、天井にスクリーンがあります。それも魅力の一つだと思うので、星空がどのように展開するのかも見ていただきたいです」と語った。

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今回、エンディングは「春」「夏」「秋」「冬」と「四季」の5パターンの回替わりが設けられ、千秋楽はシークレットエンディングとなる予定。「春」の土萌羊役・糸川は「春は、幼なじみの友情というのをすごく大切に描いているストーリーです。お芝居パートでは“春”を中心に、そしてエンディングのダンスではカンパニー全体の絆を一番ハートフルに表現できていると思います」と春パートの魅力を明かした。

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また、“夏”の宮地龍之介役・古谷は「夏は“部活”がテーマで、概ね誰もが通ってきた甘酸っぱい青春の中で恋が描かれます。2時間の物語の中で、なるべく個々の魅力を出せるように考えて稽古をしてきたので、注目していただければと思います」と爽やかに語る。

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一方、先生がメインとなる“秋”。水嶋郁役の丸山は「大人のチームなので、大人の色気をダンスや芝居で出していければと!ダンスはかなり激しいものになっていますので、ゲームでは感じられない僕たちをお見せしたいと思います」とにっこり。

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そして、“冬”の青空颯斗役・高本は「冬は、どのチームより仲が良いです(笑)。そして冬は“家族愛”をテーマに描いているので、そういう親密な関係性を舞台の中で築いていければと思います。本番では、お客さんの心が温かくなるような物語を届けられればいいなと思います」と和やかに語った。

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最後に、神楽坂四季役の榊原は「皆さんが言ったように、春夏秋冬という4つの季節の中にそれぞれ物語があります。また、月子に対する愛情表現が全員違うので、そういったところも楽しんでいただければ。この公演を通して、全力で青春していきたいと思っております!」と力強く意気込んだ。

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舞台は、四季が移ろいゆくようにグラデーション豊かにそれぞれの雰囲気に変化していく。出演者たちも語っていたが、物語には四季それぞれの魅力が詰め込まれており、夢のような出来事にも役者たちの芝居が真実味を持たせる。そして、繊細なライティングによって浮き彫りになっていく、『Starry☆Sky』の世界観。

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円形ステージを上手く使いこなしているのも見どころ。四方に伸びた通路も使いながら、キャラクターたちの心の動きを丁寧に見せていく。どの席で観るかによって、目の前に広がる景色が変わって見えるのは、まるで季節ごとに表情を変えていく天のようだ。想像力を刺激されることで、物語やキャラクターたちにさらなる躍動感が生まれる。互いへの思いや葛藤など、繊細な心の揺れ動きが全身で感じられる演出となっていた。

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『Starry☆Sky on STAGE』は、7月10日(水)から7月15日(月・祝)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演。上演時間は、約2時間10分(休憩なし)を予定。

なお、千秋楽となる7月15日(月・祝)18:00公演ではニコ生で独占生中継が行われる。詳細は、下記ページにてご確認を。
【詳細】https://live.nicovideo.jp/watch/lv320887660

【公式HP】http://staste.net
【公式Twitter】@staska_stage

(C)a rithmetic / (C)『 Starry ☆ Sky on STAGE 』製作委員会

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

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