ミュージカル『スリル・ミー』開幕!成河&福士誠治、松下洸平&柿澤勇人でさらなる進化

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ミュージカル『スリル・ミー』が、2018年12月14日(金)に東京・東京芸術劇場シアターウエストにて開幕する。本作は、1920年代にアメリカ・シカゴで実際に起きた少年誘拐事件を基にしたこの心理劇。2005年にブロードウェイで初演されて以来、男二人とピアノ1台のみで世界中で上演され続けている。日本では、2011年から2014年にかけて5度上演。

今回のペアは、成河&福士誠治、松下洸平&柿澤勇人の2組。成河と福士は共に本作初登場となるペア。演劇界きっての実力派と名高い二人が見せる新『スリル・ミー』は、作品の本質を究極に突き詰め、観客を二人が作り出す渦の中に一瞬で巻き込んでいくだろう。

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松下と柿澤は、初演を担ったペア。2012年7月、2013年3月と共に公演を重ね、2014年版では松下が小西遼生、柿澤が尾上松也と組んで出演している。ペアとしては5年ぶりの復活。初演から7年を経て、より深い関係性を作り出す二人に期待だ。

この2組4名が魅せる、小空間に一本の糸がピンと張り詰め、緩めることを許さないような緊張感。この作品を観たら、ミュージカルへの概念が覆えるかもしれない。

開幕に向け、出演者4名からコメントが届いている。

◆成河
言うは易しで、やるとたくさん難しいことがミュージカルは出てくるので、その一つ一つの課題を、本番を通してどこまで自分が納得できる形に持っていけるのか、とても楽しみです。

◆福士誠治
二人舞台、ピアノ1台という役者にとってはとても厳しい状況というものに、今、この年齢で挑戦という心を持って参加させていただくことになりました。いざ稽古が始まると、この作品の難しさと奥深さを知り、毎回毎回変わる舞台だなと切実に感じております。たった二人の舞台、一喜一憂しながら「私」を演じる成河くんの反応を見て、舞台上で存在できるようにがんばります。

◆松下洸平
柿澤と5年振りに『スリル・ミー』で芝居ができるのが本当に楽しみです。お互いにいろんな現場でいろんなことを経験して、それを『スリル・ミー』に返していくような、そんな1ヶ月の公演になったらいいなと思います。お互い刺激し合いながら成長していける仲間なので、彼がこの数年間で得たものを『スリル・ミー』にどうぶつけて、千秋楽までにどう変わるのかがすごく楽しみです。がんばります!

◆柿澤勇人
4年振りにまた出演できることを幸せに思います。この作品の良さを存分に発揮できるコンパクトな空間でできることを、今からすごく楽しみにしています。衝撃の100分間をぜひ体感してください!

【あらすじ】
監獄の仮釈放審議委員会。収監者“私”の5回目の仮釈審議が進行中である。
34年前、“私”と“彼”が犯した犯罪。
物語は、34年前に静かに遡っていく。
19歳の“私”と“彼”。ある契約書を交わした二人。
彼らに一体何が起きたのか・・・。
“私”と“彼”の、衝撃の真実が明かされていく―。

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ミュージカル『スリル・ミー』は、2018年12月14日(金)から2019年1月14日(月・祝)まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストにて、2019年1月19日(土)から1月20日(日)まで大阪・サンケイホールブレーゼにて、1月25日(金)に愛知・名古屋市芸術創造センターにて上演される。上演時間は休憩なしの約100分を予定。

東京公演では、開演1時間前より当日券の抽選販売を行う。各回の当日券状況についてはホリプロオンラインチケット(http://hpot.jp/)にてご確認を。

【公式HP】http://hpot.jp/stage/thrillme2018
【公式Twitter】@thrillmejp

(撮影/渡部孝弘)

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