須賀健太・川原一馬・小越勇輝・黒沢ともよを迎え「キ上の空論」がワンショットドラマを制作


劇作家・中島庸介のソロユニット「キ上の空論」が、ワンショットドラマ企画を立ち上げた。作品は、スイッチングで一発撮りする会話演劇『うちの鼠は沈む船を見捨てぬ。』。出演者に須賀健太、川原一馬、小越勇輝、黒沢ともよを迎え、完全無観客で収録したワンショット・ワンシチュエーションドラマに仕立てる。

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「キ上の空論」は、2013年12月旗揚げ。言葉遊びや韻踏み、擬音の羅列や呼吸の強弱、近年では若者言葉や方言など、会話から不意に生まれる特有のリズム(音楽的言語)を手法に「ありそうでなさそうな日常」を綴る作品を作り続けている。9月17日(木)からは東京・シアタートラムにて新作公演『脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。』の上演んを控えている。

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ワンショットドラマ『うちの鼠は沈む船を見捨てぬ。』は、2020年11月にvimeoにて販売。

「キ上の空論」次回公演

『脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。』
2020年9月17日(木)~9月27日(日) 東京・シアタートラム

【作・演出】中島庸介
【出演】
落合モトキ、小島梨里杏、藤原祐規黒沢、ともよ、百花亜希、小沢道成、藍澤慶子、池内風、加茂井彩音、やまうちせりな、宮島小百合、有馬自由

【あらすじ】
その日、バイトを終えた大河内大和は、コンビニでデザートコーナーに立ちながら、今日が自分の誕生日だという事に気がついた。31歳、フリーター、彼女なし。そろそろヤベェか?・・・と考えたのも一瞬で、お目当てのシュークリームとイチゴミルクを買ってコンビニを出た。
その10分後、彼の人生はひっくり返る。アパートの自分の部屋の前に、いかにもな清楚系の服を着た女が立っていた。女の名前は岡部天音。隣の部屋に引っ越してきたらしく、挨拶に来たのだった。天音は容姿端麗で、大和は一瞬で恋に落ちた。こんな漫画みたいな出会い、都合良くいくわけねぇだろ・・・と考えたのも一瞬で、31年間恋愛に無頓着だった自分への“神様からのプレゼント”だと思いありがたく恋に落ちた。そうして大和は天音の部屋に盗聴器を仕掛けた。
盗聴行為を繰り返す大和だったが、隣の部屋というのもあり、次第に天音との距離は縮まっていく・・・だが、2人にはお互いに言えない秘密があった・・・。

これは、性の<癖(へき)>と<壁(へき)>の話です。

【オフィス上の空公式サイト】http://office-uwanosora.com/
【キ上の空論Twitter】@kijyooo

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