内田理央の主演舞台『星の数ほど星に願いを』はブルー&スカイが描く混沌コメディ


2020年8月27日(木)から9月6日(日)にかけて、内田理央の主演舞台『星の数ほど星に願いを』の上演が決定した。本作は、ナンセンス演劇の極北として奇抜な設定と展開を持ち味とするブルー&スカイによる新作公演。

物語の舞台となるのは町工場・高見沢製作所。かつては、河原で拾ってきた石ころを「どんな願いも叶う神秘の石」としてインチキ占い師たちに売りつけることにより財をなしていた工場だが、悪質な霊感商法の評判もすっかり広まり、インチキ占い師も激減、銀行からの融資も絶え、資金繰りに窮する毎日だった。

そんな中、銀行から融資の回収の命を受けて高見沢製作所にやってくる銀行員のナナ(内田)。彼女は工場の看板商品「神秘の石」が本当に「どんな願いも叶う力」を持てば工場の業績が回復するだろうから、がんばって石の品質を向上してほしいと無茶苦茶な要求を突きつける。工場の誰一人として石の力などもともと信じていない中、ナナの作戦は功を奏するのか・・・?

出演は、内田のほか、田村健太郎、安澤千草、吉増裕士、師岡広明、水野小論、神谷圭介、大堀こういち。

『星の数ほど星に願いを』は、8月27日(木)から9月6日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演される。チケットは、8月8日(土)10:00より一般発売開始。

なお、7月27日(月)から8月2日(日)まで、公式サイトにてチケット先行受付(抽選)も行われる。詳細は、公式サイトにてご確認を。

コメント紹介

◆内田理央
あまり舞台での経験がないので、お話をいただいた時は正直不安やプレッシャーがありましたが、今はブルー&スカイさんの世界に飛び込むことにワクワクしています。生のお芝居の楽しさやスリル、舞台でないと見られない景色を見て感じて、たくさん吸収していきたいです。今回のお話は「どんな願いも叶う石」を作る町工場が舞台となっています。私はその融資担当の銀行員の役柄です。実は私は、いつも漫画誌の最後に載っているちょっと怪しい広告に目が釘付けになってしまうタイプなので、このストーリーがどう進んでいくのか私自身とても気になっています!!早く結末を知りたいです。稽古が始まるのが楽しみです。

◆ブルー&スカイ(作・演出)
「星の数ほど星に願いを」というタイトルは、何だか少しロマンチックにも聞こえる響きではありますが、まったくそういう演劇ではありません、お詫びいたします。業績の悪化している下町の町工場と、その町工場の融資担当の銀行員(内田理央さん)が、会社再建のためにあれこれがんばる、だけどまともな人間は一人も登場しないので、終始何を物語っているのかよく分からない、デタラメで混沌としたコメディになると思います。ただ宣伝ビジュアル撮影でお会いした内田さんがとても輝いて見えたこともあり、場合によっては大間違いのロマンチックさのかけらも見え隠れすることになるかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。

【公式サイト】https://www.hoshinokazu.com/

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