ブロードウェイ、2020年内の公演すべてを中止する厳しい判断


ブロードウェイ・リーグは新型コロナウイルスの影響により、ニューヨーク・シティでの公演を2020年内の全公演を中止すると発表し、最新の公演キャンセル、チケットに関する情報を公表。ブロードウェイの劇場は現在、2021年1月3日までの公演チケットの返金および交換を行っている。

ブロードウェイ・リーグ(ブロードウェイにおける劇場産業の組合のようなもの)は、今後もニューヨーク市や州政府、科学者や医学者と連携して、再開の道を模索している。観客と従業員のため、検査や検温、清掃と消毒、劇場内の動線の整備、舞台裏での手順などの対策が考えられている。

2021年の初頭には、いくつかの公演で再開を予定。冬と来春の公演チケットは近日発売される予定だ。

ブロードウェイ・リーグ会長トーマス・シューマッハ氏は、「ブロードウェイの経験は個人的に深いものであると同時に、共有できるものであることが重要なのです。1,000人の互いに見知らぬ観客が心を一つにして舞台上の一人一人のパフォーマーを支えるという魔法が、ブロードウェイが安全に再開した時にはまた可能になります。ブロードウェイの誰もが、観客の心を動かす物語を伝える仕事に戻る日を心待ちにしています。キャスト、裏方、オーケストラ、そして観客の安全が何よりも重要です。だからそれが安全になった時に舞台に戻れることを楽しみにしています。一つ確かなことは、戻った時には我々はさらに強く、必要な存在となっていることでしょう」と語っている。

2021年1月3日までの公演チケットを持っている人には、購入元より返金・交換についての詳細情報がメールで送られる。2021年1月3日までのチケットを持っていて、7月13日までにメールを受け取らなかった場合は、購入元に連絡することが推奨される。

ブロードウェイの公演は3月12日より中断。中断時にはプレビュー中だった8つの新演目を含む31の公演が行われており、春の開幕に向けて稽古が進められていた公演も8つあった。

チケットぴあ
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