トニー賞受賞演出家ジュリー・テイモアによる『夏の夜の夢』劇場特別公開が決定


2014年にニューヨーク・ブルックリンにある Theatre for a New Audience (TFANA)で上演された、トニー賞受賞演出家であるジュリー・テイモアによる『夏の夜の夢』が2020年6月19日(金)より劇場特別公開されることが決定した。

シェイクスピア原作の舞台の中ではもっとも場面展開が多く、妖精や魔法が登場する『夏の夜の夢』。結婚間近のアセンズ公シーシアスとアマゾン国のヒッポリタ、喧嘩中の妖精王オーベロンと女王タイターニア、森で恋の駆け引きを繰り広げる4人の恋人たち、そして、シーシアスとヒッポリタの結婚式の余興で演じる舞台を練習している一団という4つの話が見事に絡み合い紡がれる面白くも幻想的なヒューマンドラマだ。

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ブロードウェイの大ヒット舞台『ライオンキング』で演出を務めたジュリー・テイモアが視覚的に息を飲むほど魅了される世界に仕立て上げており、アカデミー賞ノミニー撮影監督ロドリゴ・プリエトやアカデミー賞受賞作曲家エリオット・ゴールデンサールも参加し、独創性溢れ観客を魅了。興行時にはチケットが完売した傑作プロダクションだ。

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以下、ジュリー・テイモアからのメッセージを紹介。

◆ジュリー・テイモア
「夏の夜の夢」は、愛とそのパワーについてあらゆる側面から描いたシェイクスピアの作品の中ではもっとも楽しい戯曲です。舞台化するだけでなく、その舞台が収録され映画化されるこの企画に参加できたのは素晴らしいこと。生の舞台を複数のカメラで撮影するだけでなく、配置をコントロールできるように撮影日を数日追加しました。

私たちは、動くカメラとステディカムを駆使して、舞台上のエネルギーやダイナミックさを捉え、さまざまなアングル・クローズアップ・役者のリアクションなど、生の舞台の観客の目が届かないシーンを収めました。カメラはそこら中に配置され、ポストプロダクションでは通常の映画のように編集作業を行い、作曲家エリオット・ゴールデンサールが映画のためだけに音楽を追加することも可能にしました。

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◆公開情報
『夏の夜の夢』
【公開日】2020年6月19日(金)~※終了日は各劇場により異なる。
【公開劇場】
宮城:イオンシネマ名取 https://www.aeoncinema.com/cinema/natori/
東京:イオンシネマ多摩センター https://www.aeoncinema.com/cinema/tama/
愛知:イオンシネマ名古屋茶屋 https://www.aeoncinema.com/cinema/nagoyachaya/
大阪:イオンシネマ茨木 https://www.aeoncinema.com/cinema/ibaraki/
岡山:イオンシネマ岡山 https://www.aeoncinema.com/cinema/okayama/
広島:イオンシネマ広島西風新都 https://www.aeoncinema.com/cinema/seifu/
福岡:イオンシネマ福岡 https://www.aeoncinema.com/cinema/fukuoka/
※なお、政府による緊急事態宣言の発令、また新型コロナウイルス感染拡大の防止措置として、劇場によってはマスク着用等の対策のお願いや臨時休業をする場合もあり。詳しくは、各劇場の公式サイトを確認。

【演出】ジュリー・テイモア
【音楽】エリオット・ゴールデンサール
【撮影】ロドリゴ・プリエト
【振付】ブライアン・ブルックス

【出演】
パック:キャサリン・ハンター
オーベロン:デヴィッド・ヘアウッド
タイターニア:ティナ・ベンコ
アセンズ公シーシアス:ロジャー・クラーク
アマゾン国女王ヒッポリタ:Okwui Okpokwasili
イージアス:ロバート・ラングドン・ロイド
ハーミア:リリー・イングラート
ディミートリアス:ザック・アップルマン
ライサンダー:ジェイク・ホロウィッツ
ヘレナ:マンディ・マスデン
ボトム:マックス・カセラ
クインス:ジョー・グラファシ
フルート:ザッカリー・インファンテ
スターヴリング:ウィリアム・ユーマンス
スタウト(スナウト?):ジェイコブ ・ ミン=トレント
スナッグ:ブレンダン・アヴェレット

【作品情報サイト】https://www.culture-ville.jp/midsummer
【劇場サイト】https://www.aeoncinema.com/

(C)2014 Loh, Inc

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