丸山隆平が“底辺でもがく男”に、赤堀雅秋が描く『パラダイス』ビジュアル公開


2020年5月末から7月にかけて東京と大阪で上演される舞台『パラダイス』より、メインビジュアルが公開された。本作は、作・演出の赤堀雅秋と関ジャニ∞の丸山隆平がタッグを組み、お祭りムードに包まれた東京を舞台に、高齢者を狙う救いようのない詐欺グループの男たちと、ささやかな幸福を守ろうとする家族の物語を描く新作。丸山は、本作が約2年ぶりの舞台出演となる。

これまでも実際に起きた事件やその時々の世相を題材にしながら、時に無様で、時に滑稽な、世の中にうまく馴染めない人間たちの機微を独自の観点でえぐり出してきた赤堀が、今作で描くのは、底辺で蠢く人間たちの不毛な戦いと裏切り、つかの間の栄枯盛衰の物語。丸山は、“底辺でもがく男”高齢者を狙う詐欺グループのリーダーを演じる。

共演には、村上虹郎、八嶋智人、毎熊克哉、水澤紳吾、小野花梨、作・演出の赤堀、さらには梅沢昌代、坂井真紀、西岡徳馬、飯田あさと、碓井将大、櫻井健人、早坂柊人、前⽥聖太、松澤匠といった顔ぶれが揃った。

公開されたビジュアルでは、どこかへ向かっているのか、それとも、何かから逃げているのか、虚無感ばかりが漂う日々の中で、刹那的な幸福を求め、ひた走る群衆、そんな世界観が表現されている。

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【あらすじ】
オリンピックを目前に控え、浮かれた空気に包まれている東京。表層的には豊かに見えるこの街で、虚無感を抱え、底辺で蠢く人間たちの不毛な戦いと裏切り、つかの間の栄枯盛衰の物語。
巷に蔓延る高齢者を狙った詐欺グループのリーダー・梶浩一は、ある日、ヤクザの辺見豪に呼び出され、組織拡大という無理難題をふっかけられる。断ることもできず、腹心の真壁らと言われるがまま手を広げていく梶。
被害に遭い、ズタボロにされていく老人たち、その家族を尻目に、梶らは一時隆盛を極めるが、やがて暗雲が立ち込め・・・。

COCOON PRODUCTION 2020『パラダイス』は、以下の日程で上演される。チケットは、3月29日(日)より一般発売開始。

【東京公演】5月31日(日)~6月29日(月) Bunkamuraシアターコクーン
【大阪公演】7月4日(土)~7月13日(月) 東大阪市文化創造館 Dream House大ホール

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