ミュージカル『VIOLET』唯月ふうか&優河が主演!白洲迅、吉原光夫、spi、横田龍儀らも出演決定


2020年4月から東京芸術劇場プレイハウスで日本キャスト版が上演されるミュージカル『VIOLET』の主演を、数々のミュージカル作品で活躍する唯月ふうかとミュージカル初挑戦となる優河がWキャストで務めることが発表された。さらに、白洲迅、吉原光夫、spi、横田龍儀、森山大輔、エリアンナ、谷口ゆうな、稲田ほのか、モリス・ソフィア、原田優一、島田歌穂の出演も決まった。

本作は、梅田芸術劇場が英国チャリングクロス劇場と共同で演劇作品を企画・制作・上演し、演出家と演出コンセプトはそのままに「英国キャスト版」と「日本キャスト版」を各国それぞれの劇場で上演する日英共同プロジェクト第一弾。幼い頃に顔に大きな傷を負ったヴァイオレットが、あらゆる傷を癒す奇跡のテレビ伝道師に会う為、自らの人生を切り開く為、人生初の旅に出る姿を描いていく。

演出家・藤田俊太郎が単身渡英し現地のキャスト・スタッフと作り上げたロンドン公演は、今年の1月から4月まで上演され、オフ・ウエストエンド・シアター・アワードで6部門にノミネート。中でも日本人演出家の作品が栄誉ある「作品賞」候補に選ばれる快挙を果たした。

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そんな藤田が手掛ける日本キャスト版では主演のヴァイオレット役を唯月と優河が務めることに。また、ヴァイオレットが運命の出会いを果たす二人の男性、白人兵士モンティ役を白洲迅、黒人兵士フリック役を吉原光夫が演じる。

さらに、ヴァイオレットの旅の目的となる、あらゆる傷を癒すという奇跡のテレビ伝道師役に原田優一、この旅で一番最初に出会いヴァイオレットの人生に大きな影響を与える南部出身で白人の老婦人役として島田歌穂が出演する。

【あらすじ】
1964年、アメリカ南部の片田舎。幼い頃、父親による不慮の事故で顔に大きな傷を負ったヴァイオレットは、25歳の今まで人目を避けて暮らしていた。しかし今日、彼女は決意の表情でバス停にいる。あらゆる傷を癒す奇跡のテレビ伝道師に会う為に。西へ1500キロ、願いを胸に人生初の旅が始まる。長距離バスの旅でヴァイオレットを待ち受けていたのは、様々な人と多様な価値観との出会いだった。ヴァイオレットの顔を見た途端目を背ける人々。一番最初の出会いとなった南部出身で白人の老婦人。運命的な出会いを果たす白人兵士モンティと黒人兵士フリックの対象的な二人の男性。思いがけない正体を現したテレビ伝道師。追憶の中にあらわれる父親。これらの出会いによりヴァイオレットの中で何かが少しずつ変化しはじめる。長い旅の先に彼女が辿り着いたのは――。

日本に先駆けて上演されたロンドン公演では、演出プランを実現する為に、プロセニアムであったチャリングクロス劇場の大改修工事を行い、本公演の為に対面式舞台に作り替えられた。これにより、観客も一体となりヴァイオレットと共にバスの旅をする臨場感が得られたという。ロンドン公演を経て、日本での上演方針を改めて検討した結果、ロンドンの対面式舞台と同様のステージを日本でも実現するという演出プランに決定。東京芸術劇場プレイハウスを舞台の四方を客席が囲むシアター・オン・ステージの形式をとって上演されることになった。

なお、当初は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでの大阪公演を予定していたが、劇場の構造上、このシアター・オン・ステージの実現が不可能であることが判明。演出プランを変更しての上演は本企画の趣旨から考えても最適ではないと判断され、東京公演のみの上演になったという。

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◆公演情報
ミュージカル『VIOLET』
2020年4月7日(火)~4月26日(日)
東京芸術劇場プレイハウスにて上演

【音楽】ジニーン・テソーリ
【脚本・歌詞】ブライアン・クロウリー
【原作】ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』
【演出】藤田俊太郎

【出演】
唯月ふうか/優河(Wキャスト)、白洲迅、吉原光夫、spi、横田龍儀、森山大輔、エリアンナ、谷口ゆうな、稲田ほのか/モリス・ソフィア、原田優一、島田歌穂

【公式サイト】https://www.umegei.com/schedule/820/

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