『八つ墓村』ビジュアル公開!室龍太、新派公演初出演に「嬉しくもあり、緊張も」


横溝正史による「金田一耕助シリーズ」の一つとして雑誌「新青年」「宝石」で連載され、1971年に角川文庫から刊行、1977年には松竹で映画化もされた『八つ墓村』が、2020年2月に舞台として蘇る。

出演は双子の老婆、田治見小梅・小竹に水谷八重子・波乃久里子(東京公演)、池上季実子・紅壱子(大阪公演)、田治見春代に一色采子、磯川警部に石倉三郎、そして、森美也子に河合雪之丞、金田一耕助・庄左衛門・要蔵に喜多村緑郎が揃い、物語の鍵を握る寺田辰弥を室龍太(関西ジャニーズ Jr.)が務める。

◆室龍太(寺田辰弥役)
劇団新派の公演は、昨年、浜中文一くんも出演していた『犬神家の一族』を見させていただきました。

当時お芝居がしたいなと思っていた時期でもあったので、お芝居の世界で長年活躍されている皆さんの舞台に、すごいな、羨ましいなと思ったことを覚えています。今回、そのように思っていた劇団新派の皆さんと共演させていただきますので、嬉しくもあり、緊張もしています。

新橋演舞場は『滝沢歌舞伎2017』以来で、何よりまた立たせていただけて有難いですし、スタッフさんに再会できるのも楽しみです。

2019年はたくさんのお芝居をさせていただき、得たものがありました。この経験を糧に、2020年の『八つ墓村』でも役者・室龍太としての姿をお見せできるよう、がんばります。

【あらすじ】
戦国時代―――とある山中の村はずれに、八人の落ち武者が住み着いていた。しかし、報奨金に目がくらんだ村人たちのだまし討ちに合い、「末代まで祟ってやる」という呪いの言葉を遺して殺されてしまう。

その後、だまし討ちの首謀者である田治見庄左衛門が発狂し、村人7人を手にかけ自殺するという事件が起こる。村人はこれを八人の落ち武者の祟りだと恐れ、亡骸を丁重に葬ったことから、村は“八つ墓村”と呼ばれるようになった。

そして四百年の時が流れ、現代―――身寄りのない寺田辰弥は、自分が田治見家の血縁であることを知らされる。迎えにきた森美也子の案内で導かれるまま八つ墓村へ向かうと、辰弥の大伯母に当たるという田治見小竹・小梅の老姉妹に跡取りとして歓待される。しかし、辰弥の帰郷と同じくして村では再び殺人事件が巻き起こる。

果たして事件は祟りなのか・・・金田一耕助による謎解きの真相は・・・?!

新派特別公演『八つ墓村』は以下の日程で上演される。

【東京公演】2020年2月16日(日)~3月3日(火) 新橋演舞場
【大阪公演】2020年6月13日(土)~6月25日(木) 大阪松竹座

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