『暁のヨナ~烽火の祈り編~』制作発表 生駒里奈、ヨナは自分と「正反対」


草凪みずほによる人気コミックを原作とした舞台『暁のヨナ~烽火の祈り編~』が11月16日(土)から東京・EXシアター六本木で上演される。これに先立ち、10月24日(木)に東京都内で制作発表が行われ、生駒里奈、矢部昌暉(DISH//)、塩崎太智(M!LK)、曽野舜太(M!LK)、山中柔太朗(M!LK)、堀海登、熊谷魁人、陳内将が登壇した。

本作は、古代アジアをモチーフとしたファンタジー作品。謀反により父王を殺された王女ヨナが、流浪の身となりながらさまざまな人との出会いにより成長し、自身の運命に向き合っていく姿を描く。

今回上演される「烽火の祈り編」では、謀反により父王を殺された高華国の王女ヨナが、専属の護衛のハクの元に集結した伝説の四龍とともに国を守ることを決意。さらに、食糧不足に苦しむ火の部族の人々と出会ったヨナが彼らとともに奮闘する。

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前作に続きヨナ役を演じる生駒は「(ヨナ役を)1回演じた経験があるからこそ、今回はもっともっと深く考えて、自分を広げていって、みんなの冒険をお客さまにお伝えできたらと思っています」とコメント。

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同じハク役を続投する矢部は「同じ役を続編でやらせていただけるということが始めてなので、すごく嬉しく思います。前回の経験を生かして、よりたくましくヨナ姫を守る格好いいハクを演じたいと思います。今回は新しいキャストも加わって、さらにパワーアップしたヨナの世界をお届けできれば」と意気込む。

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そして、スウォン役の陣内は「前作ではショッキングなシーンから始まりましたが、今作ではのほほんとしたスウォンの姿が多く描けるのかなと思います。でも、その中にある確固たる覚悟もうまく表現できる部分があると思うので、楽しみにしていただけたらと思います。若い、新しいパワーに負けないように、僕も彼らを支えられるようにがんばります」とコメントを寄せた。

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キジャ役の塩崎、シンア役の曽野、ジェハ役の山中はいずれも本作が初舞台。塩﨑は「先輩方から学ぶことばかりなので、今回の舞台を通して自分自身も成長して、しっかり演じてがんばりたい」、曽野は「当たってく砕けて進むっていうのを本番まで繰り返して繰り返して進んでいきたいと思います。シンアは無口な部分もありますが、ちょっと愛らしいところも出しつつ演じられたら」、山中は「先輩方が優しく支えてくださるので、伸び伸びと稽古もやらせていただいています。舞台上では存分に格好つけられるので、しっかり格好つけたいと思います」と思いを語った。

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そして、ゼノ役の堀は「今作から参加させていただきます。新たな気持ちで作品作りに臨んでいきたいと思います。ゼロのことをしっかり理解して、寄り添って、僕なりのゼロを演じていけたら」、ユン役の熊谷は「前回の役者さんのいいところも吸収しつつも、自分が出せる色でユンくんを染め上げていいものにできたらと思います」と力を込めた。

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また、生駒はヨナについて自身とは「正反対」だと話し「正反対だからこそ演じることができると思います。毎日、稽古でこれやってみよう、あれやってみようって日々の繰り返しですが、ヨナちゃんが強くなろうと必死にもがいている姿は、今の自分に重なる部分も多い」とヨナ役を演じる楽しさを熱弁。

そして「さまざまな楽しさが詰まっている作品だと思います。その中でも、ヨナ一行が旅に出て、どう成長していくかが見どころでもありますので、そこを一生懸命演じていきたい」と思いを寄せ、矢部は「『暁のヨナ』は出てくるキャラクターがみんな個性的で、魅力的なので、キャラクターも好きになると思いますし、胸キュンするポイントだったり、人間ドラマだったり、色々な物語の詰まった作品になると思いますので、楽しみにしていて下さい」とアピールした。

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なお、この日の会見には舞台原作者の草凪が熊本県在住ということから、ゲストとしてくまモンも飛び入り参加。草凪が描き下ろした、プッキューとくまモンのコラボレーションイラストを使ったグッズも公演期間中に販売されることも発表された。

舞台『暁のヨナ~烽火の祈り編〜』は、11月16日(土)から11月23日(土)まで東京・EXシアター六本木にて上演される。

【公式サイト】http://yona-stage.jp/

※塩崎太智の「崎」は「たつさき」が正式表記

 

(取材・文・撮影/嶋田真己)

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