余命半年男vs不老不死男『宇宙でクロール・令』で石田隼、新境地の予感


2019年10月3日(木)から10月6日(日)まで東京・神保町花月にて、『宇宙でクロール・令』が上演される。本作は、2009年に冨田雄大が書いた『宇宙でクロール』をリライトし、演出を成島秀和(こゆび侍)が手掛ける舞台作品。心臓が一定回数動くと死に至る病(通称:時限爆弾病)を患い余命半年となった男と、不老不死の病疑惑がある男、正反対な男たちのぶつかり合う意地を描く。主演は、石田隼が務める。

このほか、金成公信(ギンナナ)、ピクニック、光永、松本勇馬(スカイサーキット)、小名木健、天龍、川端武志(コロウカン)、久川みみ子、福永成一郎、ミカちん、倉田あみが出演。

稽古場より、石田のコメントが届いた。

◆石田隼
はじめに言わせてください。
この舞台では今までぼくが演じたことがないような役を演じます。
素直にとても嬉しいです。
ぼくに挑戦をさせてくださる環境に感謝しています。

この舞台を作っていく上で大切にしたいと思っていることは、空気感と雰囲気です。

自分を含めたみんなの呼吸を合わせないとこの舞台の独特な話運びが成り立たず、
それでいて自分以外の人に何かしら異質なものだったり影響を与えなければならない。
とても抽象的な表現で分かりづらいとは思いますが、そこが肝だと思っております。

稽古をしていて心に響く言葉もたくさんあると感じますので、観に来てくださる皆さんにも存分に笑っていただいて、受け取れるものはすべて受け取って劇場を後にしていただけたらいいなと思ってます!
ぜひ、いらしてください!

【あらすじ】
心臓が一定回数動くと死に至る病(通称:時限爆弾病)を患い余命半年となった男。
男は最後の半年を穏やかに過ごすために離島の病院へ。
そこで、男は不老不死の病の疑惑がある男と出会う。
何もかもが正反対な男たちは争いを繰り返し。
やがて、どちらが男として優れているか勝負することに・・・。
ところで、男としてどちらが優れているかをどうやって決めるの?
喧嘩?勉強?経済力?ルックス?ゲーム?ダンス?歌?
すべての理屈を飛び越えて、死ぬ男と生きる男の維持と意地がぶつかり合う――。

男「生きるってなんだ?」
男「ドキドキすることだ」
男「だったら俺は死んでるわ」
男「俺が生き返らせてやる」

遠くの女は微笑んで、近くの女は踊ってる。
初めましての女は純粋な性欲。
周りの男たちはみんな何処か病んでいる。

男「あ・・・今、ドキドキしてる」

『宇宙でクロール・令』は、2019年10月3日(木)から10月6日(日)まで東京・神保町花月にて上演される。

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