柿喰う客の新作本公演『御披楽喜(おひらき)』は旗揚げ公演のような新鮮な危うさ


柿喰う客『御披楽喜(おひらき)』の東京公演が、2019年9月13日(金)に本多劇場にてスタートした。本作は、今年で結成13周年を迎えた柿喰う客の新作本公演。13日の金曜日、恩師の13回忌に集まった大学の同窓生男女13人の“黒歴史”を巡る物語が描かれる。出演は、玉置玲央、永島敬三、大村わたる、加藤ひろたか、田中穂先、長尾友里花、福井夏、淺場万矢、とよだ恭兵、北村まりこ、村松洸希、永田紗茅、中屋敷法仁。

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東京公演の前には、本作で「第0回豊岡演劇祭 Toyooka Theater Festival」に参加。9月7日(土)・9月8日(日)の2日間、兵庫県有形指定文化財であり兵庫最古の芝居小屋・出石永楽館でも上演された。

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柿食う客主宰で作・演出も手掛ける中屋敷は「俳優とスタッフによる緊密なセッションにより、濃厚な劇空間が誕生したと思います。劇団としては5度目となる本多劇場ですが、内容もパフォーマンスも、過去最高にスリリングです。旗揚げ公演のような新鮮な危うさを感じております。言葉の奔流を遊ぶ俳優13名の姿、どうぞお楽しみに」とコメントを寄せている。

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柿喰う客 新作本公演は『御披楽喜』東京公演は、9月23日(月・祝)まで東京・本多劇場にて上演。上演時間は約1時間を予定。

なお9月19日(木)19:30公演は、全配役をシャッフルして上演する特別ステージ「乱痴気」公演となっている。このほか、全公演終了後にアフタートークを開催。

(撮影/神ノ川智早)

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