音楽劇『Zip&Candy』原作者にしのあきひろも来場「作家冥利に尽きる最高の舞台」


音楽劇『Zip&Candy』が、2019年7月14日(日)まで東京・俳優座劇場にて上演されている。本作は、お笑い芸人であり、絵本作家としても活動するにしのあきひろが2冊目に出版した「Zip&Candy」を原作とする作品。脚本・演出をなるせゆうせいが手掛け、主人公の「ジップ」と「キャンディ」をW主演の浅川梨奈と秋山ゆずきが、お互いに入れ替えながら演じている。

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このほか、校條拳太朗、米原幸佑、内海啓貴、反橋宗一郎、古畑恵介、加藤凛太郎、足立英昭、岩城滉太、田中孝宗(劇団俳優座)、後藤紗亜弥、中江早紀、中村翼、あまりかなり、西田薫子、平田りえ、松村泰一郎、緒月遠麻、星田英利らが出演。

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【あらすじ】
これは地球から遥か遠くの土星の裏側のお話。
「ジップ」(浅川/秋山)と名付けられたロボットは、カレルヤ博士(緒月)と助手コケル(あまり)の手によって誕生した最新型のロボット。ライト(加藤)とレフト(松村)という左右のウイングを操り、どこまでも高速でひとっ飛び。

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だが、ある日、その最新鋭のロボットを欲しがるビン(米原)・カン(西田)・ボトル(中村)という貧困民たちに撃ち落とされる。ジップが墜落したのはサンドウィッチ博士(星田)の研究所。そこでキャンディ(浅川/秋山)という旧型ロボットと出会う。
その研究所から一歩も出たことがないというキャンディのため、ジップは外の世界に連れ出すが、それが予期せぬ展開に・・・。

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土星の治安維持に努めるステイ区長(校條)、そのボンボン息子ヒア(内海)、はたまた地球への帰還を企むジアース(反町)、カンバック(古畑)ら一味など、個性豊かなキャラクターたちを巻き込んで、真夏のクリスマス・ファンタジーはどこへ着地するのか――。

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舞台では、絵本の中では描かれていないジップの誕生秘話や、なるせ演出らしいとぼけた笑いのシーンも盛りだくさん。そして何といっても、にしのが絵本にもつづった、優しい言葉たちが、俳優の体温をともなって、じんわりと心に染みる。急遽来場したにしのも「絵本のストーリーをここまで拡げてくださって、作家冥利につきます。最高の舞台でした」とコメントしていた。

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音楽劇『Zip&Candy』は7月14日(日)まで東京・俳優座劇場にて上演。

【公式HP】http://zipandcandy-stage.com/
【公式Twitter】@zipcandystage

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