映画×舞台『GOZEN』犬飼貴丈、映画の舞台挨拶で「うまくバトンを渡せた」


東映株式会社と東映ビデオ株式会社が、映画と舞台を完全連動させる新企画「東映ムビ×ステ」。その第1弾作品となる映画『GOZEN −純恋の剣−』&舞台『GOZEN −狂乱の剣−』では、8人の男たちが臨む命を懸けた「御前試合」と出場者たちの想いを描く。映画は2019年7月5日(金)より全国ロードショー、舞台は9月に上演を予定している。6月17日(月)に行われた映画の完成披露舞台挨拶には、犬飼貴丈と優希美青、武田航平、前山剛久、井澤勇貴、松本寛也、井俣太良、元木聖也、矢崎広が登壇した。

映画は、犬飼演じる幕府の隠密・青山凛ノ介が、隠密としての使命、そして愛する女性との未来のため、「御前試合」に臨む時代劇。『仮面ライダービルド』に続いての共演となる武田が、恋仇となる寺脇甚八郎を演じる。監督は石田秀範、脚本は谷慶子。

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そして、映画版の後を受け継いで上演される舞台は、矢崎が演じる望月八弥斗が主人公。映画にも出演した元木、前山、松村、井澤らが出演し、脚本・演出を毛利亘宏(少年社中)が担当する。矢崎は「映画と舞台の連動企画の第1弾ということで、どう展開していくのか僕自身も楽しみでワクワクしました」と本プロジェクトに参加した思いを明かす。

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犬飼も「東映さんにとっても新たな挑戦だと思います。その際に僕に声をかけてくれたことが嬉しくて(オファーに対して)ぜひ!と」と笑顔で語った。

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一方、ヒロインの神谷八重役の優希は、撮影現場の様子を聞かれ「犬飼さんがすごく集中されていたので、私もその姿を見て刺激をもらって、ちゃんと役作りしようとがんばりました」と振り返る。これを聞いた犬飼は「裏の姿を言わないで(笑)。時代劇が初めてだったので、覚えることがあって大変でした」と照れたように笑った。

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また、武田との共演について、犬飼は「相変わらずでした。役が変わっても、変わらない関係性でしたね。ずっと二人でいましたし」とにっこり。これに武田は「それ(二人でいた)はいらなくない?『ビルド』メンバーが孤立していると思われる(笑)」と突っ込んで、会場を笑わせた。

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本作の内容にちなんで「御前試合でも勝負できる、自慢の特技」を聞かれると、井澤は「小3からダンスをやっているので、ダンスだったら披露できる」と回答。前山は「僕はゲームがめっちゃ好きなんです。このメンバーなら、『マリオテニス』は負けない」、井俣は「亀の飼育。この中では年齢でも勝てないし、体もアレだし・・・勝てるのは生き物を愛でる心。それだけは負けない!」、松本は「スーパー戦隊に携わった数がナンバー1だと思う」。

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元木は「身体を動かすことに関しては負けないと思います」、矢崎は「『ポケモンGO』のランク。40近くいっている。ご当地ポケモンもたくさん持っています」、犬飼は「アニメや漫画、音楽の知識」とそれぞれ答えた。そして、武田は「仮面ライダーに変身した回数」と力強くコメントし、「僕はずっと仮面ライダーだったことを引きずっていきます!」と高らかに宣言し、会場を沸かせた。

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最後に矢崎は「この映画を今は楽しんでいただいて、次はぜひ劇場でこの世界観を味わっていただけたらと思います。(映画で)描かれていない部分も舞台でやりますし、舞台を観ていただけたら、もっともっとこの『GOZEN』の世界が広がります。お待ちしております」と改めて舞台をアピール。犬飼は「映画から舞台へうまくバトンを渡せたんじゃないかと思います」と締めくくった。

◆映画『GOZEN−純恋の剣−』
【公開日】7月5日(金)~ 新宿バルト9、ほか
【監督】石田秀範
【脚本】谷慶子

【出演】
犬飼貴丈 優希美青 武田航平
小野塚勇人 町田祥真 前山剛久 松村龍之介 大島蓉子 冨家規政
元木聖也 井澤勇貴 松本寛也 井俣太良 菊地美香 福本清三
矢崎広 久保田悠来 浪岡一喜

◆舞台『GOZEN−狂乱の剣−』
【東京公演】9月12日(木)~9月23日(月・祝) サンシャイン劇場
【大阪公演】9月27日(金)~29日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

【脚本・演出】毛利亘宏(少年社中)
【出演】
矢崎広 元木聖也 前山剛久 松村龍之介/若月佑美
井澤勇貴 松本寛也 井俣太良 廿浦裕介 梅津瑞樹 上遠野太洸
AKANE LIV 山本亨 波岡一喜

【特設HP】https://toei-movie-st.com/

(取材・文・撮影/嶋田真己)

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