Hey! Say! JUMP中島裕翔が舞台初主演社会派戯曲『WILD(ワイルド)』で舞台初主演


Hey! Say! JUMPの中島裕翔の初主演舞台となる『WILD(ワイルド)』が、2019年4月末から6月にかけて、東京と大阪で上演されることが決定した。中島は、2012年から2013年にかけて上演された『JOHNNYS’ World』以来約6年ぶりとなる舞台出演で、ストレート舞台はほぼ初めて。

『WILD』は、2016年にロンドンで上演された英国人劇作家マイク・バートレットによる社会派戯曲。日本では、これが初演となる。2013年にアメリカ合衆国政府の個人情報収集について、その手口を内部告発しロシアに亡命した、アメリカ国家安全保障局(NSA)の元局員エドワード・スノーデンの事件に着想を得て書かれたという。

舞台はとあるホテルの一室。アメリカ人男性アンドリューのもとを訪ねてくる女男との巧みな会話劇の中に、謎が浮かび上がる。出演者はたった3人。共演には、太田緑ロランス、斉藤直樹。演出は小川絵梨子が務める。

発表にあたり、中島から以下のコメントが届いた。

◆中島裕翔
舞台の経験はありますが、ストレートプレイはほぼ初めてです。普段、コンサートで向き合っているお客さんとの距離よりもずっと近くて、変な言い方をすれば誤魔化しようがなく自分を見透かされそうで、今から緊張します。ただ、これは自分にとって大変チャレンジングな経験になるので、しっかりと自分の役と向き合って、観ていただく皆さんに現代社会への警鐘を鳴らせたらなと思っています。
今回演出をしてくださる小川さんと先日、お会いしました。物腰柔らかく、凛とした方という印象を受けました。その際に「じっくりゆっくりと作っていきましょう」とお言葉をかけていただき、ふっと、安心できる空気感を作ってくださいました。どんな演出や仕掛けが待っているのか、僕もワクワクします。

『WILD(ワイルド)』は、4月28日(日)から5月25日(土)まで東京・東京グローブ座にて、6月2日(日)から6月5日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。チケットは、4月6日(土)10:00より一般発売開始。

【あらすじ】
主人公アンドリューは、モスクワの「特徴のないごくありふれた」ホテルの一室に身を潜めている。すると、アンドリューを助けに来たと言って、見知らぬ男と女が順番に訪ねてくる。一人目の訪問者の「女」は自らを「ミス・プリズム」と名乗り、アンドリューのガールフレンドのこと、両親のこと、すべての情報を握っている。そして二人目に訪ねて来た「男」は、その「女」のことは一切知らないという。自分こそがアンドリューを助けに来たのだ、と。しかし次第に、アンドリューはこの世界のすべてが不確かであることに気がついていく。確かだと思っていたこと、人、物、すべてが崩れていく。個人のアイデンティティから、「特徴のない」ホテルの一室まで・・・。

 

チケットぴあ
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