柚希礼音とソニンがタッグを組むウーマンパワーミュージカル『FACTORY GIRLS』全キャスト発表


2019年秋に上演が決定していたA New Musical『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』の全キャストが発表された。本作は、ブロードウェイの新進気鋭ソングライティング・コンビと日本のクリエイティブ・チームが新作ロックミュージカルを共作し、世界に先駆けて上演するプロジェクトの一環として上演。音楽と詞を手掛けるのは、アメリカの作曲家コンビ、 クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー。日本版脚本・演出は板垣恭一が担当し、自由を求め闘った女性たちの物語を作り上げる。

主演を務めるのは芸歴 20 周年を迎えた柚希礼音。そして、共演に第26回読売演劇大賞で優秀女優賞を受賞したソニンの参加が発表されていたが、新たに元宝塚歌劇団宙組娘役トップスターの実咲凜音、『修羅天魔~髑髏城の七人』Season極やミュージカル『サムシング・ロッテン!』での好演が記憶に新しい清水くるみ、2012年の『RENT』以来のミュージカル挑戦となる石田ニコルといった、個性豊かな女優陣が集結。

さらに、剣幸、戸井勝海、原田優一、平野良、猪塚健太、青野紗穂、谷口ゆうな、舞台でもその魅力を発揮している能條愛未なども加わり、世界初演の新作ロック・ミュージカルを彩る。

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発表にあたり、柚希、ソニン、実咲、清水、石田より以下のコメントが届いた。

◆柚希礼音(サラ・バグリー役)
日本初演の今作、主演という大役をいただけたことに感謝しながら大切に勇敢に挑もうと思います。女性たちが権利を勝ち取り、今の時代にも通じる女性たちの葛藤、強さなどを素晴らしいスタッフ、共演者の皆様と作っていけるのがとても楽しみです。芸歴20周年のタイミングでこの作品に出会えたこと、とても感謝しております。パワフルでロックサウンド満載な音楽も楽しみですし、演出の板垣恭一さんとご一緒させていただけることも楽しみでなりません。どうぞご期待ください。

◆ソニン(ハリエット・ファーリー役)
女性の権利問題は今も昔も変わらずあり、過酷な状況で働く女性が勇気を出して立ち向かう姿は、必ず響くものがある、そう信じて、女性達が主役のこの作品に身を投じたいです。まだ知れ渡っていないこの作品の産声をクリエイトしていく事に今から胸を膨らませています。

◆実咲凜音(アビゲイル役)
今回この作品の一人として携わらせていただけること、今からとてもわくわくしています。素晴らしいキャストの皆様とご一緒させていただく中で、自分としても新しいものが発見出来るよう、全力でこの作品に挑みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

◆清水くるみ(ルーシー・ラーコム役)
素晴らしいキャストの皆さんと、初めてのTBS 赤坂ACTシアターに立てること、とても楽しみです。昨年に続いてまた大好きなミュージカルに出演できることを嬉しく思います!自分なりの女性像を作り上げられるように、また更にパワーアップした姿で立てるように、がんばります!

◆石田ニコル(マーシャ役)
この度、マーシャ役を演じさせていただくことになりました、石田ニコルです。今回の舞台は私にとって数年ぶりの舞台となるのですが、女性が社会に対して立ち上がる姿を力強く演じることができたらなと思ってます。たくさんの女性に勇気を与える作品になっています!劇場でお待ちしております!

A New Musical『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』は、9月25日(水)から10月9日(水)まで東京・TBS 赤坂ACTシアターにて、10月25日(金)から10月27日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットの一般発売は、東京公演が6月22日(土)10:00から、大阪公演が7月20日(土)10:00から開始。

【あらすじ】
19世紀半ばのアメリカ・ローウェル。そこは多くの人々の夢と野望が渦巻く街だった。
産業革命により大規模な紡績工場が誕生し、ローウェルには多くの先進的な女性たちが集まり、ファクトリー・ガールズとして働いていた。ガールズたちの寄稿集「ローウェル・オファリング」は自由を夢見る女性たちにとって憧れであった。
サラ・バグリーもそんな一人。彼女は貧しい家族を助けるため、そして自らの自由を得るために故郷を旅立ってローウェルにやってくる。

しかし、ローウェルの工場で彼女が目にしたものは、轟音をあげる織機、理不尽な抑圧、そして機械のように働くガールズ。衝撃を受けるサラだったが、ラーコム夫人の管理する寮で、心優しいアビゲイルやラーコム夫人の娘ルーシーを始めとする仲間たちに出会い、人生を謳歌するマーシャの華やかな生き方などにも刺激を受ける。
そして中でも「ローウェル・オファリング」編集者として女工たちの憧れの存在であったハリエット・ファーリーとの出会いによって、彼女は文章を書くことに新たな自分を発見し、ハリエットもまたサラの文才を認め、二人はいつしか深い友情で結ばれていく。

しかし、工場のオーナーであるアボットは、競合の出現によって業績の落ちてきた自分の工場を立て直すべく、労働時間の延長を図る。それは、ガールズたちにとっては生命に関わる労働環境の悪化を意味するものだった。
ファクトリー・ガールズたちが動揺に包まれるなか、新しい労働新聞「ボイス・オブ・インダストリー」のライターのシェイマスとの出会いによって、自分の文章を武器に労働争議へと身を投じる事を決意するサラ。一方で、「ローウェル・オファリング」の発行人であるマサチューセッツ州議会議員のスクーラーと甥のベンジャミンは、ハリエットを編集長に抜擢し、ローウェルの工場の投資家集めのためのシンボルにする。幼い時に両親を亡くしてからの居場所である工場と仲間を彼女のやり方で守ろうと奔走するハリエット。

いつしか二人の生き方はすれ違い、ローウェルをゆるがす事態に発展する中で、悲劇が起こる。様々な思惑が渦巻く中、自分の信念に生きようとするサラとハリエット、そしてファクトリー・ガールズたちが闘いの末に辿り着く未来とは・・・。

【公式HP】http://musical-fg.com
【公式Twitter】@factorygirlsjp

 

チケットぴあ
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