『Like A』room[002]開幕!極上の音楽に乗せて明らかになる謎、深まる謎・・・


2019年1月12日(土)に東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて『Like A』room[002]が開幕した。本作は、三浦香(脚本・演出)、伊勢直弘(脚本)、當間里美(振付)、Asu(楽曲制作)という『Club SLAZY』シリーズを手掛けたクリエイター陣による、新たな完全オリジナル舞台。初日前には、公開ゲネプロと囲み会見が行われ、出演する辻凌志朗、石賀和輝、SHUN(Beat Buddy Boi)、中谷優心、高崎俊吾、岩義人、齋藤健心、橋本有一郎、今井稜、平牧仁(シキドロップ)、鎌苅健太が登壇した。

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歌やダンス、ピアノの生演奏やラップなどで彩りながら、様々な“謎”を含んだまま終わった第1弾。そこから明るみになる謎、深まる謎・・・。心地よい音楽と華やかなステージングで彩りながらも、やはり一筋縄ではいかない物語が待ち受けていた。

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物語の舞台は、海沿いの静かな街、High-Tide(ハイタイド)。5つ星以上のホテルの格付け最高位にあたるパラスとして認定されている超高級ホテル「PERMANENT(ペルマネント)」の宿泊料金は、想像をものとされ、訪れる客を見ることは奇跡と言われている。それゆえ、そこで働くホテルマンにとっての日常は暇そのもの。しかし、何故だか経営が潤っているこのホテルの従業員たちは、ペルマネントのブランド力を落とすことがないようにと、日夜働いている。

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ハイタイドの街に迫る、“セレブレートデー”。この一年に一度の祝祭は、街をあげての一大行事だ。その準備のため、「ペルマネント」は1日だけ休館となる。ホテルマンにとっても、過去を思い出す特別な日。それぞれが苦い思い出に浸る一日がやってくる―。

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BB(辻)、バトラー(石賀)、インスペクター(SHUN)、キーパー(中谷)、ハイタイドの幼馴染4人組が学生だった頃。街の兄貴分であるマーマ(鎌苅)と、その子分のプチ(齋藤)とメーテル・ドテール(岩)の関わる過去が明るみになっていく。そして、前作でハイタイドの外からやってきたことが語られているアッシャー(高崎)と、すべてを掌握しているようで掴みどころのないFC(平牧)が、どのように関わって来るのか。

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初演に続くキャスト陣のチームワークは抜群。ラップにバラードと変幻自在な音楽に巧みに乗りながら、物語全体にグルーヴ感を生み出していく。個々のキャラクター性もより深まったように感じられる。また、新たに参加した鎌苅と斎藤の存在が、良いスパイスとなり、物語に新たな陰影をもたらしていた。

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掴んだと思っても、指の隙間からこぼれおちていくような謎多き物語は、今回も抗いがたい魅力を含んでいる。

以下、出演者の初日コメントを紹介。

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◆辻凌志朗(BB役)
room[002]ではハイタイドの街を主に物語が進行して行きます。ホテルから出て、また一つ世界観を広げられる事はシリーズ物ならではの魅力です。それに『Like A』という世界に加え演出や楽曲、振り付け、衣裳など隅々までとてもモダンな作りになっていると思います。そう言った魅力を前面に押し出して、演劇界に殴り込んでいきたいと思います。

◆石賀和輝(バトラー役)
濃い稽古の時間を過ごしてきた中、もう初日なんだなと思っていて、皆全力で稽古初日から突っ走ってきたので、その作品をお客様に届けた時、どういう反応をするのかすごく楽しみです。がんばります。

◆SHUN(インスペクター役)
今回からすごくストーリーがグッと進むので、そこを演じるのは僕たちも楽しいですし、来てくださるお客さまをより一歩深いところに引き込めるのでは無いかと思っています。あとは、音楽もダンスもやっぱり『Like A』ならではの良さが詰まっているので、一つのエンターテインメントとして観ていただけたらなと思います。

◆中谷優心(キーパー役)
room[002]ということで、キーパーを演じるのは2回目となりますが、毎回毎回、前回も1公演重ねるごとにこの役が愛おしくなってきて、それプラス(幼馴染)4人組の団結力も前回に増してあると思うので、本当家族のような感覚になります。でも、逆に新たに挑戦できるところもあるので、そういうところに僕も挑戦したいですし、お客様にも観ていただけたらなと思います。

◆高崎俊吾(アッシャー役)
僕は初演から参加しているカンパニーなので、前回を超えるエンターテイメントをみせるということを、まず第一のハードルとしてがんばっていきたいと思いますし、謎が多く、ファンの方も気になっているところだと思うので、そういうところも含め、たくさんの人に観に来ていただけるように、皆で一生懸命がんばっていきたいと思います。

◆岩義人(メートル・ドテール役)
この『Like A』という作品は、お芝居やアーティストなどいろんなところで活躍している方が集結しているというのが強みだと思っております。2作目は、そういった他にはないパワーが1作目より増して、さらに素敵になっていると思いますので、『Like A』の応援をよろしくお願いいたします。

◆齋藤健心(プチ役)
今回は『Like A』に初出演ということで、元々『Like A』の世界観を作り上げてきた主演の(辻)凌志朗さんやキャストの皆さんの作品への想いや愛をしっかり受け継いで、今回の作品に臨めたら良いなと思っております。稽古をしてきて皆で一丸となれて、この作品が好きだと思いました。この世界観のままお客様に伝えられたら良いなと思います。

◆橋本有一郎(ベル役)
初演に引き続き、ベルとしてこの作品に携われて、無事に初日を迎えられてとても嬉しいです!お客様に楽しんでもらえるように全力で踊って表現したいと思います。また前作を経て今回でさらにチームワークも強まったと感じるので、一体感も味わいながら観ていただければ嬉しく思います。

◆今井稜(ポーター役)
前作に引き続き、また今作も出演させていただき本当に嬉しく思ってます!自分は、台詞が皆さんと比べて少ない分、ダンスで皆と語り合ったり、それをお客様にお届け出来たらと思っているので、そちらの方も注目していただけますと幸いです。

◆平牧仁(FC役)
『Like A』というのは、極上の音楽と極上のミステリーをこちらが携えて、最上級のおもてなしのその上を目指してお客様を迎えるという心情で私はやっています。今回は、マーマやプチという新しいキャラクターが入り物語が大きく動いていきます。エンターテイメントとしてダンスや演出、音楽自体が素晴らしいのはもちろんですが、舞台として物語の光と影が表れてくるので、ぜひ、そういうところも楽しんでください。まるっと五感をフルに使って楽しめる舞台だと思っていますし、席によって見えるものが変わってくるのが『Like A』のコンセプトなので、ちょっと覗き見してるような気持ちも持ったりして頂いて、一度のみならず2度3度、全通してください!

◆鎌苅健太(マーマ役)
僕は今回からの参加ですが、三浦(香)さん、伊勢(直弘)さん、當間(里美)さん、Asuさんがタッグを組んで、その面白いチーム、そしてラグジュアリーで謎多いミステリアスな中にまた僕という爆弾みたいな存在が入ってきますので、爆発を起こせればと思っております。素敵な作品になると思うのでこの時間を一緒に楽しんでください。

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『Like A』room[002]は、1月12日(土)から1月20日(日)まで東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて上演。上演時間は約2時間を予定。

なお、本公演の模様を「RakutenTV」にて配信することが決定した。さらに、DVDとCDが7月31日(水)に発売予定。詳細は、公式HPにてご確認を。

◆『Like A』room[002]配信
【配信開始】1月15日(火)
【販売価格】1,600 円+税
【視聴期間】レンタル7日間
※購入後30日以内に視聴を開始し、7日以内に視聴を終えること
※視聴期間が残っている場合でも、購入から30日を超えると視聴不可になるためご注意を
【RakutenTV】https://tv.rakuten.co.jp/genre/stage/

◆『Like A』room[002]DVD&CD
【発売日】7月31日(水)予定
【価格】DVD:6,900 円+税/CD:4,500 円+税
※別途送料800円がかかる
【収録内容】DVD:本編(1月14日収録)、特典映像(キャスト座談会映像)/CD:劇中で使用された楽曲
【予約開始】1月12日(土)18:00~劇場、CLIE TOWN(通販サイト)にて予約受付開始
CLIE TOWN http://www.clie.asia/clie-town/
※Amazon、HMVなどでも順次予約受付開始
※発売日までに劇場もしくはCLIE TOWNにて、公演DVDと劇中歌CDを同時に予約すると「千秋楽公演全景定点映像Disk(非売品)」がプレゼントされる(商品発送時に同梱)
※劇場で公演DVDと劇中歌CDを同時に予約するとその場でもれなくキャストビジュアルを使用した「卓上三角カレンダー(非売品)」をプレゼント

【公式HP】http://www.clie.asia/LikeA
【公式Twitter】@clie_seisaku

※辻 凌志朗の「辻」は一点しんにょうが正式表記
※高崎俊吾の「高」は「はしごだか」、「崎」は「大」の部分が「立」が正式表記

(C)2019 Like A/CLIE

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

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