ジャンプ系作品2.5次元舞台化情報、続々!「ジャンプフェスタ2019」に行ってみた


2018年12月22日(土)・12月23日(日・祝)の2日間、千葉・幕張メッセにて開催されている「ジャンプフェスタ2019」。今年も集英社「ジャンプ」関連の2.5次元作品の人気タイトルを掲げてネルケプランニングやマーベラスがブースを出展しており、舞台ファンも楽しめるイベントとなった。その会場の様子を一部レポートする。

今年のネルケプランニングブースでは、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」と、ミュージカル『テニスの王子様』の2作品で、来場者がおすすめポイントを書き込める「おすすめポイントを語り合おう!名場面セレクション」、「あの名シーンが蘇る 名台詞フォトスポット」が設けられるほか、公演で実際に使用した衣裳や小道具を展示している。

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まず‟ネルケプランニングブース”では、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」では、日向翔陽、孤爪研磨、木兎光太郎の衣裳がお出迎え。今にもボールが飛んできそうな躍動感満載のポーズで、舞台上の熱量が伝わってくるよう。

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ネームプレートに公演タイトルが記された「何が出るかな?秘密のロッカー」。大きめのロッカーに、制服など小道具が入っていた。ロッカーは自ら開けられるようになっているので、まるで玉手箱のように、開けた瞬間の驚きを味わえる。

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ハイキューといえば数々の熱い台詞が特徴。名言が書かれたパネルの前に、劇中で使用された小道具が配置されている「あの名シーンが蘇る 名台詞フォトスポット」には、お馴染みの”飛べ”の文字も。

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ミュージカル『テニスの王子様』は、越前リョーマ、真田弦一郎、木手永四郎の衣裳を展示。それぞれのキャラクターに合わせたポーズで、一際高い位置にいる越前から見下される気分も味わうことができる。

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こちらの「何が出るかな?秘密のロッカー」は、ネームプレートはなく、開けるまで入っているものの予想もできない仕様。中身は公演グッズや公演の小道具などで、青学、氷帝、立海、比嘉、四天宝寺のチームごとに一つのロッカーを使用している。今回の「あの名シーンが蘇る 名台詞フォトスポット」にはフォトプロップスが用意されている。フォトプロップスを駆使して“映え”る写真を撮るのもおもしろいかもしれない。

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ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」と、ミュージカル『テニスの王子様』のどちらも来場者がお気に入りの場面を書き込める「おすすめポイントを語り合おう!名場面セレクション」が設置されている。ぜひ来場して、個人的ツボを書き残してみては。

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「トークステージ」には、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」から孤爪研磨役の永田崇人、黒尾鉄朗役の近藤頌利、赤葦京治役の高崎俊吾、木葉秋紀役の東拓海が登壇し、恒例のあいうえお作文や上演が発表された新作・東京の陣への意気込みを語った。直前に、情報が公開されたばかりということもあり、キャストの興奮が手に取るように伝わってきた。

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ブースでは、『僕のヒーローアカデミア』The “Ultra” Stageはマスコミ発表会も行われ、爆轟勝己役の小林亮太、オールマイト役の岩永洋昭、演出の元吉庸泰ら登壇。オーディション時のエピソードや舞台で観たい場面についてなどのトークが繰り広げられた。最後は、皆で「プルスウルトラ!」。

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そしてミュージカル『テニスの王子様』から芥川慈郎役の田村升吾、切原赤也役の前田隆太朗、平古場凛役の岩城直弥、MCに向日岳人役の北乃颯希が登場。ジャンフェスお馴染みの「さいころトーク」や、夏の青学vs氷帝公演からの新しいアンコールソング「スマイル・アンド・ティアズ」の振り付け講座で会場を沸かせた。

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また、今回は演劇「ハイキュー!!」「テニミュ」共に特別ダイジェスト映像での「応援上映会」も開催。上映中に公演のエピソードが語られるなど、キャストも一緒になって思い思いの応援を楽しんでいた。また、ネルケプランニングブース来場者には、もれなくネルケちゃんの描かれたチケットホルダーのプレゼントも。

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“マーベラスブース”では、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、舞台『家庭教師ヒットマンREBORN!』の特設ブースが登場。

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2003年にスタートしたミュージカル『テニスの王子様』は15周年を迎えた。ブースには今年行われた公演の写真や、越前リョーマ(阿久津仁愛)、遠山金太郎(平松來馬)と一緒に写真撮影ができるパネルが設置されている。

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来場者も自由に書き込める「『テニミュ』15周年お祝いメッセージ」には現在四天宝寺公演中のキャスト陣からの手書きメッセージも。また「TENIMO テニミュ・モバイル」会員にはプレゼントとしておでかけ救急セットが配られているので、会員の方はお立ち寄りを。

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2018年9月に舞台化された天野明の人気漫画「家庭教師ヒットマンREBORN!」のブースも。声優のニーコが、アニメに引き続き舞台でも同役を演じるなど、話題を呼んだ本作。ブースでは第1弾で使用した衣裳の展示が行われており、展示を見ると、ニーコの小ささに驚く(近くで見るとより想像以上にミニマム!)。

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劇中で実際に使用したソファは、実際に座っての撮影も可能となっている。ふかふかのソファに座れば、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の世界に浸れること間違いなし。なお、ジャンフェス当日には第2弾の舞台製作も発表された。ブースには、その告知も。

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そこには、リボーン役のニーコ、沢田綱吉役の竹中凌平が続投することが記されているほか、”ヴァリアー来る!”の文字が。・・・ん?ヴァリアー?あの、ボンゴレファミリ最強の独立暗殺部隊ヴァリアー?!第2弾がどうなるのか、続報を楽しみに待とう。

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マーベラスブースには、こんな気になってしょうがないスペースも。実際に12:10以降にここへ行ってみると・・・。

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なんと「ジャンプSQ.」(集英社)で連載中の「憂国のモリアーティ」のミュージカル化が発表された。ミュージカル『憂国のモリアーティ』はウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役に鈴木勝吾、シャーロック・ホームズ役に平野良のW主演。しかも、同じく舞台化企画も進行中なのだとか。

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なお明日は、“ネルケプランニングブース”で行われる「トークステージ」に、舞台『銀牙-流れ星 銀-』より佐奈宏紀、郷本直也、ミュージカル『テニスの王子様』より阿久津仁愛、青木瞭、青木空夢、川上将大、MCに北乃颯希、演劇「ハイキュー!!」より有田賢史、菊池修司、佐藤信長が登壇する(観覧エリアに入場できるのは、事前抽選の当選者のみ)。

「ジャンプフェスタ2019」は、明日12月23日(日・祝)まで千葉・幕張メッセ 国際展示場にて開催(入場無料)。開催時間:9:00~17:00 (最終入場16:30)。
※ネルケプランニングブースは展示6ホール内、マーベラスブースは展示2ホール内

※高崎俊吾の「高」は「はしごだか」、「崎」は「大」の部分が「立」が正式表記

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

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