草笛光子×松岡昌宏『新・6週間のダンスレッスン』舞台写真到着


2018年9月29日(土)東京・よみうり大手町ホールにて舞台『新・6週間のダンスレッスン』が初日を迎えた。本作品は2001年カリフォルニアでオープンし、2006年に日本で初演。美しいダンスとウィットに富んだ会話で好評を博し再演を重ね、本公演中には上演回数200回に到達する作品。

【あらすじ】
フロリダの海辺に臨む高層マンションに住む68歳の未亡人リリー・ハリソンと、ダンスインストラクターで45歳の青年マイケル・ミネッティ。リリーの申し込んだ出張個人ダンスレッスン『6週間でマスターする6つのダンスレッスン』で二人は出会う。しかし、二人はレッスン初日から激しい喧嘩をしてしまう。
年齢も生き方も違う二人は、互いをなかなか認める事が出来ないが・・・。反発しあいながらも、レッスンを重ねるうちに次第に心を通わせていくリリーとマイケル。恋人でも、夫婦でも、家族でもない二人の間に芽生えた絆。二人のダンスレッスンの行方は……?

『新・6週間のダンスレッスン』02

今回は演出、衣裳、舞台装置、全てを一新。演出には『ディファイルド』や『欲望という名の電車』など、多くの翻訳劇演出を手掛けてきた鈴木勝秀が担当。主演は初演からリリー役を演じ、自ら本作を“ライフワーク”と語る草笛光子。“ダンスパートナー”のマイケル役には、人気グループTOKIOの松岡昌宏が務める。開幕に伴い、コメントが届いている。

◆草笛光子(リリー役)
前回の公演から4年振り、その上新演出にチャレンジしているので、女優として何十年もやってきましたが、今までにない道のりを歩いている気持ちです。今はどういう結果が出るのか、皆さんに喜んでいただけるものをお届け出来るのかわかりませんが、舞台に出て皆さんの前でうまく弾けたら嬉しいと思っております。この公演中に85歳になります。女優が歳をとってくるということをしみじみ感じています。でも歳をとったなりのことが出来たら嬉しいです。どうぞ観にいらしてください。

◆松岡昌宏(マイケル役)
たくさん稽古を重ねてきて、新しいリリーとマイケルになっていると思います。今までご覧になった方もそうでない方も、また新しい気持ちで楽しんでいただけるのではないでしょうか。この役をいただいて、この役を演じることに幸せを感じています。皆さん、ぜひ楽しんでください。

◆鈴木勝秀(上演台本・演出)
『6週間のダンスレッスン』は、ウエルメイドの素晴らしい戯曲です。間違いなく観客のみなさんも、ストーリー展開に引き込まれることでしょう。ですが僕がこの2ヶ月ほどのあいだ魅せられ続けたドラマは、草笛光子という女優と松岡昌宏という俳優の、プライドをかけた対決であり、その裏側にある確固たる信頼でした。それは「愛」と呼んでもいい。ご覧いただき、そこまで感じていただけたら、無上の喜びです。

『新・6週間のダンスレッスン』03

舞台『新・6週間のダンスレッスン』は9月29日(土)から10月21日(日)まで東京・よみうり大手町ホールにて上演。その後、金沢・福岡・大阪にて巡演する。日程の詳細は、以下のとおり。

【東京公演】9月29日(土)~10月21日(日) よみうり大手町ホール
【金沢公演】10月26日(金)・10月27日(土) 北國新聞赤羽ホール
【福岡公演】10月30日(火)・10月31日(水) ももちパレス 大ホール
【大阪公演】11月3日(土・祝)・11月4日(日) サンケイホールブリーゼ

 

(写真/オフィシャル提供)

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