新生『マリー・アントワネット』博多座にて開幕!初日特別カーテンコールの映像も


王妃マリー・アントワネットと、庶民の娘マルグリット・アルノー、同じイニシャルを持つ二人の “M.A”の運命がフランス革命の嵐の中で交錯するミュージカル『マリー・アントワネット』が、2018年9月14日(金)に福岡・博多座にて幕を開けた。 出演者には、マリー・アントワネット役(Wキャスト)に花總まりと笹本玲奈、マルグリット・ アルノー役(Wキャスト)にソニンと昆夏美、フェルセン伯爵役(Wキャスト)に田代万里生と古川雄大、オルレアン公役の吉原光夫のほか、佐藤隆紀、原田優一、駒田一、彩吹真央、坂元健児、彩乃かなみらが名を連ねている。

遠藤周作の原作をベースに『エリザベート』『モーツァルト!』など数々の傑作ミュージカルを生み出したミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイが手がける本作は、2006年に日本で世界初演。世界各国での上演を経て、新演出版として日本に再上陸する。ここでは同作のオフィシャル初日レポートをお届けする。

新演出版の記念すべき日本初演となった9月14日(金)の初日公演では特別カーテンコールが行われ、宝塚歌劇団時代を含めると、マリー・アントワネット役を演じるのは3度目となる花總が挨拶。「今日はミュージカル『マリー・アントワネット』本当の本当の初日にお越し下さりありがとうございます!不安もありましたが、皆様の温かい拍手のおかげで無事によいスタートをきることができました」と“新生・ マリー・アントワネット”の船出に安堵の表情。

ミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』に引き続き、フランス革命を背景とした作品への出演となったソニンも「今日までいろんな方の力があって幕が開いたと思うととても感慨深いです。最後まで役を生き抜きたい」と力強くコメント。新演出版を手がけたロバート・ヨハンソンや、音楽を手がけたシルヴェスター・リーヴァイも駆けつけ、客席はスタンディングオベーションに包まれた。

『マリー・アントワネット』02

翌日に初日を迎えたのはマリー・アントワネット役/笹本、マルグリット・アルノー役/ 昆ら。2006年の初演時にはマルグリット・アルノーを演じ、12年の時を経てマリー・アントワネット役へ挑戦することとなった笹本は、カーテンコールで「無事に開幕してホッとした気持ちです。ご観劇の皆様にぜひ感想を広げていただきたい」と、大役を無事に務めた充実の笑顔。

昆夏美も「誰に感情移入するかによって、見方が変わってくる作品。生まれたてのこの作品を皆様に楽しんでほしいです」と挨拶。共に舞台を作り上げた笹本と微笑み合い、手を握り合うと、客席からは溢れんばかりの拍手と歓声が贈られた。カーテンコールの映像は以下にて配信中。

9月14日(金)初日特別カーテンコール映像
【出演】マリー・アントワネット/花總まり、マルグリット・アルノー/ソニン フェルセン伯爵/田代万里生、ルイ16世/佐藤隆紀、オルレアン公/吉原光夫

9月15日(土)特別カーテンコール映像
【出演】マリー・アントワネット/笹本玲奈、マルグリット・アルノー/昆夏美 フェルセン伯爵/古川雄大、ルイ16世/原田優一、オルレアン公/吉原光夫

◆公演の魅力に迫る特別番組 『マリー・アントワネット~ミュージカルの世界~』
※9月30日(日・祝)までの期間限定

ミュージカル『マリー・アントワネット』は9月14日(金)から9月30日(日)まで福岡・博多座にて上演。その後、東京、愛知、大阪を巡演。詳細は以下のとおり。

【福岡公演】9月14日(金)~9月30日(日) 博多座
【東京公演】10月8日(月)~11月25日(日) 帝国劇場
【愛知公演】12月10日(月)~12月21日(金) 御園座
【大阪公演】2019年1月1日(火)~1月15日(火) 梅田芸術劇場 メインホール

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