ミュージカル『テニスの王子様』比嘉公演前にサイコロトークで大盛り上がり!「ジャンプフェスタ2018」ネルケトークステージをレポート


2017年12月16日(土)・12月17日(日)の2日間、千葉・幕張メッセ 国際展示場にて開催された「ジャンプフェスタ2018」。昨年に続いての出展したネルケプランニングブースでは、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」、 ミュージカル『テニスの王子様』、 學蘭歌劇『帝一の國』の4タイトルの展示やトークイベントが行われた。

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その中から、12月16日(土)に行われたミュージカル『テニスの王子様』のトークステージの模様をお届けする。初日の登壇者は、12月21日(木)に開幕の比嘉公演への出演を控えた阿久津仁愛(越前リョーマ役)、武藤賢人(木手永四郎役)、立石俊樹(幸村精市役)の3名。

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MCはテニミュの初代青学(せいがく)キャストとして、大石秀一郎役を演じた土屋佑壱(*pnish*)。土屋が呼び込むと、3名は「こんにちはー!」「今日はよろしくお願いします!」と元気いっぱいに登場した。

阿久津と武藤はジャンプSQ.ブースにも参加。集まった多くのファンと、ジャンプフェスタの広い会場を見渡しながら「すごい人ですね・・・!」と目を丸くする立石に、「緊張しているのは俊樹くんだけです(笑)」と阿久津。その言葉に、会場からはせーので「俊樹~!」と声援が贈られた。

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トークは、昨年に続き「テニミュ式 サイコロトーク」で進められた。用意されたサイコロの目に書かれていたのは、【テニミュに入って驚いたこと】【がんばった時のご褒美】【キャラクターと自分が似ているところ】【好きなおにぎりの具】【稽古場エピソード】【当たり目】の6つのお題。当たり目が出ると、テニミュクイズが出題され、正解すれば好きな台詞をその場で言うことができるという。

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第一投は、阿久津。どちらに投げればいいのか戸惑いつつも、「いきまーす!」と勢い良くサイコロを振る。出たのは【キャラクターと自分が似ているところ】の目。阿久津が、リョーマと似ている部分に真っ先に挙げたのは“誕生日”だった。「リョーマの誕生日が12月24日で、僕が12月23日なんです」と阿久津は笑顔を見せ、「それから、負けず嫌いなところと・・・あと、身長です!」と続けた。リョーマにとっても、阿久津にとっても、まもなく迎える誕生日は比嘉公演の真っ最中。また一つ、成長した姿を見せてくれそうだ。

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続いて、武藤が出したのは【がんばった時のご褒美】の目。甘いもの好きという武藤は「コンビニの和菓子を食べます。特に、おはぎが大好きで。それがご褒美かな?」と答えた。ちなみに、どこのおはぎが美味しくて好きなのかというと「もちろん、ファミリマート!」とのこと。

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「テニミュに入って驚いたこと」の目を出した立石は、「公演を重ねていくごとに、皆、それぞれが演じているキャラクターに似てくるんですよ」と、次のようなエピソードを語った。「今回の稽古で、約1ヶ月ぶりに立海メンバーと会ったんですが、ずっと顔を合わせていた時以上に皆がキャラクターに似てきているのが分かって驚きました。公演を重ねていくごとにキャラと役者が似てきたり、学校感が強まったりするのは、テニミュのおもしろいところだなと思いました」。

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サイコロトークはまだまだ続く。2巡目に【当たり目】を出した阿久津は「比嘉公演から登場する新キャラクターは?」というクイズに、「一人は新垣浩一!もう一人は・・・不知火…ともき?ともや?不知火知弥!」と正解し、言いたい台詞を言う権利をGET。阿久津が選んだのは、なんと不二先輩のあの名台詞。
「その打球、消えるよ」
集まったファンからは、悲鳴のような歓声が上がった。

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武藤が次に出したお題は【テニミュに入って驚いたこと】。「皆の熱量が半端なくすごいんです」と切り出した武藤は、初めて稽古場に足を踏み入れた時に感じたパワーに、圧倒されたと語った。冬の寒さが深まる中でも、稽古場は暑いのだという。阿久津は「全国大会は夏だから。空気から変えていかないといけないなと思っています」と、さらっと言ってのけた。

続いて、立石が【好きなおにぎりの具】の目を出し、「おかかが好き」と回答。他にも好きな具があるようで「一つじゃなくてもいいですか?」と申し出た立石の思い入れ(?)が、後にとんでもない奇跡を起こすことに・・・。

3巡目に入り、阿久津、武藤、立石は連続して【当たり目】を出した。阿久津に出された問題は、「青学(せいがく)大石くんの、テニス以外の特技は何?」というもの。阿久津は「ボーリング!」と即答するも、答えとされていたのは「ひよこのオスメス鑑定」。しかし、初代青学(せいがく)大石役のMC土屋から「ボーリングもハズレじゃない!」と、お墨付きをもらい正解に。そして、リョーマの名台詞「まだまだだね」を披露した。

武藤に出されたのは「木手はヘアセットが日課ですが、一回にかかる時間は?」という問題。これに、武藤は「1時間15分!」ときっちり答え、「すごい!」と称賛の声を受けた。武藤が言いたい台詞は、やっぱり自身が演じる木手の名台詞。
「団体戦の勝敗は決まりましたが、手は抜かない方がいい」
武藤が演じる木手として、観客の前で初披露されたこの一言に、ファンは大盛り上がり!指導を受けた沖縄なまりもばっちり再現しており、比嘉公演が非常に楽しみになった。

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立石は「幸村くんの趣味は?」という問題に、自信を見せながらも「これ、緊張しますね。間違えたら・・・(笑)」と胸を押さえつつ、「ガーデニングです!」としっかり正解した。言いたい台詞に選んだのは、立海副部長・真田の台詞。
「・・・たるんどるっ!」
プライベートでも一回も言ったことがなく、ここで初めて口にしたそうで「あんまり上手くなかったなと思います」と苦笑いを浮かべていた。

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4投目を投げる前、「【当たり目】以外を引きたいな~」と言っていた阿久津は、見事【稽古場エピソード】の目を出すことに成功。「いっぱいありすぎる(笑)」と言いつつ、菊丸英二役 の永田聖一朗とのエピソードを語りだした。
「ベンチワークの芝居中、菊丸がめちゃめちゃ絡んでくるんです。ちゃんと菊丸のキャラとして話しかけてくるから、僕もキャラとして返さないと!と思うんだけど、ちゃんと目の前の試合も見たいし・・・。ああもう~!ってなることが、よくあります(笑)」。
しかし、そうした何気ないやり取りにおもしろみも感じているようで「そういうのが、役を成長させたり、自分自身の成長にもつながっていたりするので、感謝ですね」と複雑な心の内を明かした。

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再び【当たり目】を出した武藤は、「リョーマが飼っているネコの名前は?」という質問に苦戦。ヒントを求めると、「ヒントなんてない!」と冷たくあしらう阿久津だったが「カ・・・ル・・・」と一文字ずつヒントを出してくれた。「カルピス!」とボケを挟みながらも、無事「カルピン」と答えにたどり着くことができた武藤は、“一番感情が入る台詞”として「手塚ーーー!!」と絶叫していた(ブースには、阿久津、武藤と一緒にSQ.ブースに出演していた手塚国光役の宇野結也も見に来ており、これにはびっくり)。

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そして、順番は再び立石へ。「いきます!」と勢いよくサイコロを振った立石が出した目は、またしても【好きなおにぎりの具】だった。振り直すも、出た目は【おにぎりの具】!もう一回振っても【おにぎりの具】!MC土屋に、一回答えておこうか?と振られて「おかか以外に好きなのはたらこ!さけ!」と答えて振っても、やっぱり出るのは【おにぎりの具】。

4回連続で同じ目が出るというすごい確率に興奮しつつ、やっと違う目として【キャラと自分の似ているところ】を出した立石は、「リョーマと少しかぶるんですが、負けず嫌いなところは似ているかなと思います。リョーマとは、また違った形の負けず嫌いだと思うんですけど。あまり表には出さないんですが、負けない気でいる。そういうところが、似ているところでもあり、見習いたいと思うところですね」と答え、「幸村というキャラクターそのものが憧れの存在なので、それを自分で演じることができるのは幸せなことだなと思います」と、キャラクターへの愛をにじませた。

12月21日(木)に開幕のミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs比嘉。イベントの最後には、公演に向けそれぞれから意気込みが語られた。

公演前の出演で、実は立石以上に緊張していたという武藤は「イベントの最後になって、やっと緊張がほぐれてきたところだったんですけど(笑)。今回の公演では、テニミュ初登場のキャラクターが追加され、パワーアップした比嘉になっています。青学(せいがく)と、間違いなくいい試合ができると思うので、期待していてください」と意気込み、立石は「初めてのジャンフェスで緊張していましたが、【おにぎりの具】の目がたくさん出てくれるという奇跡的な結果で、すごく楽しめました(笑)。次の公演では、関東大会で敗北を経験した王者・立海に、幸村が加わり新しい立海を表現します。いい公演にすべく、立海全員で、最強をお見せできるようにがんばっていきますので、劇場でお会いしましょう」と呼びかけた。

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最後に、次作の見どころは「シングルス3」とアピールした阿久津は、「比嘉公演は、ポスターのメインビジュアルのように、水しぶきが上がるような勢いがあります。僕の汗が、皆さんのところまで飛んでいくぐらい、このキラキラな感じを皆さんへ届けたいと思います!」と宣言し、イベントを締めくくった。

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs比嘉は、12月21日(木)から12月24日(日)まで東京・TOKYO DOME CITY HALLにて上演される。その後、大阪、福岡、愛知、宮城、東京凱旋公演を行う。日程の詳細は以下のとおり。

◆公演日程
【東京公演】2017年12月21日(木)~12月24日(日) TOKYO DOME CITY HALL
【大阪公演】2017年12月28日(木)~2018年1月7日(日) 大阪メルパルクホール
【福岡公演】2018年1月13日(土)・1月14日(日) 福岡サンパレス ホテル&ホール
【愛知公演】2018年1月19日(金)~1月21日(日) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
【宮城公演】2018年1月27日(土)・1月28日(日) 岩沼市民会館 大ホール
【東京凱旋公演】2018年2月8日(木)~2月18日(日) TOKYO DOME CITY HALL

(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

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