WOWOWのバレエ情報番組「バレエ☆プルミエール」クリスマス・イブ放送回のゲストは宮尾俊太郎


11月にスタートした、国内・海外のバレエ情報をお届けする番組「バレエ☆プルミエール」。初MCとなるダンサー・俳優の大貫勇輔と、女優業のほかフィギュアスケーターとしても活躍する本田望結の二人が進行役として、毎月1回、最新の公演情報やバレエニュース、さらに、注目のダンサーをスタジオに招いたスペシャルトーク、バレエメソッドを活用したトレーニングの伝授などをお届けしている。
12月24日(日)に放送される第2回には、注目のダンサーゲストとして、Kバレエカンパニーのプリンシパル、宮尾俊太郎が登場し、バレエダンサーに憧れたきっかけ、海外留学生活、プリンシパル、振付家としてのこれからの目標などを語った。

MCの大貫と宮尾は2013年にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の“死”役でWキャストとなって以来親交を深め、月に3、4回は会っているという仲。「特に何を話しているわけではないけれど、楽しく過ごせる人」(大貫)という二人には、身長をはじめ体のサイズがほぼ一緒という共通点が。大貫は宮尾について、「常に新しい目標や刺激をくれる人。一見クールだけど中身は熱いんです。僕(大貫)が“うさぎ”で宮尾さんは“かめ”タイプ。“うさぎ”の僕は、宮尾さんを見ていつも反省しています」と紹介。一方の宮尾も、大貫について「振付をすぐ自分のものにすることができるスピード感、他の人にはない感性を持つダンサーです」と評した。

宮尾の一日を追った映像が披露されると、様々食事法にトライするなど、食に対しての並々ならぬこだわりが見られる場面が。大貫は「宮尾さんは観察をよくする人。研究熱心で努力家」と、食だけでなく何でも気になったら突き詰めるタイプと明かした。

14歳の時、同郷の熊川哲也が出演するCMを見てバレエダンサーを志し、海外留学を経てKバレエカンパニーに入団した宮尾。スタートとしては少し遅かったが、当初から自身を「天才と思い込んでいた」のであまり気にしていなかったという。宮尾が17歳から単身カンヌへ海外留学したことがいい経験になったと振り返ると、大貫も20歳の時にニューヨークで数週間ダンスのレッスンをしていい影響を受けたと、本田に“海外を経験することの素晴らしさを”伝える場面も。

一方の本田はフィギュアスケーターの現役選手としてのピークは20歳前後という例をあげつつ、現在33歳の宮尾へ“ダンサーとしてのピーク”についてズバッと切り込んだ。宮尾は「バレエダンサーは30代中盤が、フィジカルと表現が揃うと言われていますので、今の僕が、まさに旬なんです」と表情を輝かせた。

さらに、本田は俳優としても活躍している宮尾に、俳優活動がダンサー活動にどんな影響を与えているかたずねると「共演する俳優さんとの出会い、作品を作り上げるプロセスを経験していることが大きいですね」と答えた。本田は、フィギュアスケートと女優業について「お芝居をしていることで、表現など他のスケーターと違いますし、相互に影響し合っているので、どちらがなくなってもダメ。フィギュアをやめる時は女優をやめる時」と発言し、二人を驚かせた。

WOWOWバレエ情報番組「バレエ☆プルミエール」第2回

来年2018年には振り付けを担当するKバレエカンパニー公演も控えているほか、ミュージカルで歌に挑戦するなど、ますます多忙になる宮尾。最後に、親友・大貫との番組での共演は楽しかったと語っていた。

「バレエ☆プルミエール」第2回は、12月24日(日)にWOWOWライブにて午後4:20より放送される。月2回を予定している「バレエ☆プルミエール」放送の前後にはバレエ関連番組の予定も。今回は、クリスマス・イブの放送にふさわしく、英国ロイヤル・バレエ団「くるみ割り人形」も夜8:00より放送される。そのほかの詳細は、イブのバレエシアターHPにてご確認を。

【イブのバレエシアター詳細】http://www.wowow.co.jp/special/013146

くるみ割り人形
くるみ割り人形 (C)ROH/Tristram Kenton

チケットぴあ
NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。