劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月、まずは<上弦の月>が始動!福士蒼汰「不安と期待が入り混じった初舞台」


2017年3月末に東京・豊洲に誕生した新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、約1年3ヶ月という前人未到のロングラン公演を行っている劇団☆新感線『髑髏城の七人』。キャストと演出を変え、“花・鳥・風”と駆け抜けてきた本作の“Season月”が、ついに約3ヶ月におよぶ公演をスタートした。“Season月”では、劇団史上初の試みとなる<上弦の月><下弦の月>Wチーム制を導入。11月23日(木・祝)には、まず<上弦の月>が幕を開けた。

劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月<上弦の月>舞台写真_2

<上弦の月>で捨之介役を務めるのは、福士蒼汰。福士にとってこれが初舞台となり、捨之介役として史上最年少の抜擢となっている。このほか、天魔王役として早乙女太一、蘭兵衛役として三浦翔平、兵庫役として須賀健太、霧丸役として平間壮一、極楽太夫役として高田聖子、狸穴二郎衛門役として渡辺いっけいが出演。なお“Season月”では、これまで女性が演じてきた“沙霧”役を“霧丸”役に変更し、男性キャストが演じる。

劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月<上弦の月>舞台写真_3

開幕にあたり、主演の福士から届いたコメントを紹介。

◆福士蒼汰(<上弦の月> 捨之介役)

――初参加となる劇団☆新感線公演、稽古を経て、今のご心境は?

自分の現在の実力を明確にして、一歩ずつ稽古で自信をつけて。
一つの役にこれだけの時間をかけて臨むことが初めてですが、確実にオンリーワンなおもしろみのある髑髏城になっていると思います。

――捨之介という役柄を演じる上で、感じることや刺激を受けていることはありますか?

捨之介のように生きたい。そう思うようになりました。彼の心に抱えた闇、不安、人を救うことで自分を救うという生き方。人が繋がっていく瞬間をこの『髑髏城の七人』で感じました。これから本番を重ねていくことで、関わる皆さんとの繋がりが更に強固になっていくだろうと感じます。

――実際に、ステージアラウンドの舞台に立ったご感想は?

想像以上に大きなステージで大変です。稽古場でのイメージとまったく違うこともあって、実際に慣れるのに時間がかかりました。しかしあのステージに立つと自然と高揚してくる気持ちがあります。

――今作の見どころ、また<上弦の月><下弦の月>それぞれのチームの魅力を教えてください。

“Season月”は、沙霧が霧丸になり、男と男の関係性になったことが一つ大きな見どころだと思います。ご覧になる方が捨之介と霧丸に何を感じていただけるのか、気になるところです。
<上弦の月>としては、捨之介、天魔王、蘭兵衛のキャストが全員20代というところです。“友”として生きていた3人の、それぞれの行く末をお楽しみください。

――公演を楽しみにしている皆様へ、メッセージをお願いします。

自分にとって不安と期待が入り混じった初舞台です。公演中も悩みに悩んで演じていくことになると思います。この3ヶ月間が密度の濃い時間になるよう、きっとなると確信していますが、皆さんを信じて生きていこうと思います。

劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月<上弦の月>舞台写真_4

なお、<下弦の月>は11月25日(土)に初日を迎える。出演は、宮野真守、鈴木拡樹、廣瀬智紀、木村了、松岡広大、羽野晶紀、千葉哲也、ほか。

ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season 月 Produced by TBSは、11月23日(木・祝)から2018年2月21日(水)まで東京・IHIステージアラウンド東京にて<上弦の月><下弦の月>を交互に上演。

なお、後期日程(公演期間:2018年1月3日~2月21日)のチケットが、11月26日(日)10:00より一般発売開始となる。

【公式HP】http://www.tbs.co.jp/stagearound/tsukidokuro
【公式Facebook】@stagearoundtokyo
【公式Twitter】@STAGE_AROUND

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劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月<上弦の月>舞台写真_7

(撮影/田中亜紀)

(C)2017『髑髏城の七人』月/TBS・ヴィレッヂ・劇団☆新感線

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