キャサリン・ハンター×ジュリー・テイモア『夏の夜の夢』がビデオ化!発売記念上映も


2016年1月に劇場で公開され、人気を博した演出家ジュリー・テイモアによる『夏の夜の夢』がビデオ化され、2017年11月24日(金)に発売される。その発売を記念し、10月21日(土)から10月27日(金)まで、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町で期間限定上映されることが明らかとなった。

本作は、NYブルックリンで上演された舞台を演出したテイモア本人が監督として劇場スクリーンで鑑賞するため、撮影・編集し映画化した作品。大きなスクリーンだからこそ味わえるテイモアの美しい色彩と圧巻なサウンドが魅力となっている。

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【あらすじ】
4つの話が見事に絡み合い紡がれるドラマ『夏の夜の夢』。結婚間近のアセンズ公シーシアスとアマゾン国のヒッポリタ:喧嘩中の妖精王オーベロンと女王タイターニア:森で恋の駆け引きを繰り広げる4人の恋人たち:そしてシーシアスとヒッポリタの結婚式の余興で演じる舞台を練習している一団。彼らが一同に夏至の夜の森に集まったことから巻き起こる、おもしろくも幻想的なヒューマンドラマ。

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『夏の夜の夢』の劇中でもっとも重要な役のひとつである妖精パックを演じるのは、英ローレンス・オリヴィエ賞を1990年に受賞したキャサリン・ハンター。先日発表になった野田秀樹の『表に出ろぃ!』の英語版『One Green Bottle』にも出演する女優だ。このほか、オーベロン役はデヴィッド・ヘアウッド (『ブラッド・ダイヤモンド』など)、ティターニア役をティナ・ベンコ (『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』など)が演じる。

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「『夏の夜の夢』は、愛とそれに秘められたパワーについてあらゆる側面から描いた、シェイクスピアの作品の中ではもっとも楽しい戯曲です」とテイモアは語る。映画化にあたり、生の舞台を複数のカメラで撮影するだけでなく、配置をコントロールできるように撮影日を数日追加し、動くカメラとステディカムを駆使して舞台上のエネルギーやダイナミックさを余すことなくとらえ、様々なアングル・クローズアップ・役者のリアクションなど、生の舞台の観客の目が届かないシーンを収めることに成功している。

『夏の夜の夢』ビデオ発売記念限定上映は、10月21日(土)から10月27日(金)まで、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町にて上映される。公開初日となる10月21日(土)の上映後には、ビデオに封入される冊子に寄稿した翻訳家・松岡和子によるトークショーも開催予定。

チケットぴあ
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