柳下大主演『怪談牡丹灯籠』落語の演目を森新太郎が現代の「怪談」に


2017年7月14日(金)より東京・すみだパークスタジオ倉にて『怪談牡丹灯籠』が上演される。「四谷怪談」「番町皿屋敷」と並び、日本三大怪談と称せられている「牡丹燈籠」。三遊亭圓朝が落語の演目として創作したこの怪談噺を、脚本・フジノサツコ、演出・森新太郎演出で“現代の「怪談」”に仕上げる。

浪人の萩原新三郎と旗本の娘お露、若い二人の恋の闇路を中心に、下男の伴蔵とその妻お峰の欲望の果ての転落、旗本飯島家の奉公人であった孝助の仇討、飯島平左衛門の妾お国と源次郎との不義密通など、幾重にも絡み合う人間の業を浮かび上がらせる本作。

出演者には、柳下大、山本亨、西尾友樹、松本紀保、太田緑ロランス、青山勝、松金よね子、花王おさむ、児玉貴志、原口健太郎、宮島健、川嶋由莉、新上貴美、井下宜久、升田茂といった顔ぶれが揃った。

上演に向け、演出の森は以下のコメントを寄せている。

◆森新太郎
タイトルに「怪談」と銘打っているからには、夏にふさわしく、観客の皆様が腹の底から冷え冷えとするような、恐ろしい舞台にしなくてはなりません。三遊亭円朝による落語の原作は、あの賑やかな饒舌体がひとつの魅力ですが、今回の舞台は、おそらくその逆をいくことになるでしょう。もの静かに、淡々と、修羅場が繰り広げられるはずです。
オフィスコットーネプロデュースならではの魅力ある曲者揃いの俳優陣と共に、現代の「怪談」を目指します。どうぞご期待ください。

オフィスコットーネプロデュース『怪談牡丹燈籠』は、7月14日(金)から7月30日(日)まで東京・すみだパークスタジオ倉にて上演される。

なお、一部日程では終演後にアフタートークやミニイベントが行われる。詳細は、公式HPにてご確認を。
【アフタートーク】
7月15日(土)18:30公演 柳下大 ほか
7月17日(月・祝)14:00公演 柳下大 ほか
7月19日(水)19:00公演 森新太郎(演出)
7月22日(土)18:30公演 【ゲスト】加納幸和(花組芝居)

【ミニイベント】
7月21日(金)19:30公演
7月24日(月)19:30公演
7月27日(木)19:00公演
7月28日(金)19:30公演
※イベント内容は詳細が決まり次第公式HPにて発表

【オフィスコットーネHP】http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/

チケットぴあ
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