柚希礼音主演『お気に召すまま』WOWOWにて放送決定!「恋心をどのように表現するのか、ぜひご覧ください」


ブロードウェイ屈指の演出家マイケル・メイヤーが演出し、元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音が主演した『お気に召すまま』。2017年2月に上演された本作が、早くも2017年6月24日(土)にWOWOWで放送されることとなった。

お家騒動と恋愛模様を描いたシェイクスピアの喜劇「お気に召すまま」を、1967年のアメリカに舞台を移して上演した本作。ベトナム戦争の渦中にあり、ヒッピームーブメントが最高潮に達したこの時代、原作に登場する「宮廷の人々」は「ワシントンD.C.の政治家」たちに、「アーデンの森」は自由を求めてヒッピーが集まったサンフランシスコの「ヘイト・アシュベリー地区」に置き換えられている。音楽や衣装なども当時のアメリカを色濃く映しており、シェイクスピア作品に対して難解なイメージを持つ人にも見やすい仕上がりとなっている。

シェイクスピアの世界に新たな息吹を吹き込む斬新な演出を施したメイヤーは、2006年上演の『春のめざめ』で第61回トニー賞ミュージカル演出賞を受賞したブロードウェイの鬼才。また、音楽を担当したトム・キットも『ネクスト・トゥ・ノーマル』で第63回トニー賞楽曲賞を受賞している。

『お気に召すまま』ビジュアル

そして、今回の放送にあたり、主演の柚希がインタビューに応えた。

本作について柚希は「宝塚のトップをさせて頂いた人生すべてを含めても、こんなに台詞を言ったことがないという量で、どうやって覚えたらいいか分からず、大苦戦しました」と振り返る。その困難をどう克服したのか尋ねると、「シェイクスピア作品に出られている先輩方がたくさんおられたので、とっても心強かったです。先輩方にお話を伺うと、シェイクスピアは本当に長台詞なので、全力疾走しながら、言い続けれる稽古をひたすらして、それが出来てから感情を作るそうなんです。今まで感情から作っていたのですが、それではどうしても太刀打ちできず、家で全力疾走しながら、台詞を覚える日々を繰り返していました」と、稽古中のエピソードを明かした。そして、見どころについては、「演じたロザリンドの恋心をどのように表現するか、すごく苦労したので、ぜひ見てください」と語った。

このインタビューの模様は、舞台本編とあわせて放送されるので、こちらもぜひ注目してもらいたい。

柚希礼音主演『お気に召すまま』は、6月24日(土)よる8:00より、WOWOWライブにて放送される。

◆放送情報
「お気に召すまま」 ブロードウェイの鬼才M・メイヤー×柚希礼音
6月24日(土)よる8:00 [WOWOWライブ] 番組公式ページ
http://www.wowow.co.jp/detail/110405/001

チケットぴあ
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