瀬戸康史、柄本時生らがドミノになった『関数ドミノ』ビジュアル公開!前川知大のコメントも


ワタナベエンターテインメントが企画・製作し、初のプロデュース公演として上演する『関数ドミノ』のキービジュアルが公開された。公開されたビジュアルでは、出演者の瀬戸康史、柄本時生、小島藤子、鈴木裕樹、山田悠介、池岡亮介、八幡みゆき、千葉雅子、勝村政信の9名が“ドミノ”のように並んだ姿を見せている。

本作は、脚本の前川知大が主宰する劇団「イキウメ」にて上演が重ねられてきた、劇団代表作の一つ。今回の演出は、劇団tsumazuki no ishi主宰の寺十吾が手掛ける。ビジュアル公開に合わせ、前川よりコメントが届いた。

◆前川知大
戯曲『関数ドミノ』には2009年版と2014年版があり、今回の上演は09年版を使います。大きなストーリーは同じですが、一部登場人物とラストが少し違います。言ってしまうと、14年版よりも09年版の方が少しだけラストに希望があるんです。今回のキャストの皆さんをイメージして、09年版を選びました。
演出の寺十吾さんは信頼する俳優であり、演出家です。この荒唐無稽な「無自覚に願いを叶えてしまう小さな神様」という物語に、寺十さんがどう現実感を持ち込んでくるのか、楽しみにしています。

【あらすじ】
とある都市で、奇妙な交通事故が起きる。
信号のない横断歩道を渡る歩行者のもとに、速度も落とさず車がカーブしてきた。
しかし車は歩行者の数センチ手前で、あたかも透明な壁に衝突したかのように大破する。
目撃者は3人。
事後処理を担当する保険調査員はこの不可解な事故に手を焼き、関係者を集めて検証を試みる。
するとそのうちの一人が、ある仮説を立てるのだった。
はじめは荒唐無稽なものと思われたが、それを裏付けるような不思議な出来事が彼らの周りで起こり始める―。

『関数ドミノ』は10月4日(水)から10月15日(日)まで東京・本多劇場にて上演される。その後、6ヶ所を巡演。各会場の日程は、以下のとおり。

10月4日(水)~10月15日(日)本多劇場
10月21日(土)・10月22日(日)北九州芸術劇場 中劇場
10月24日(火) ホルトホール大分 大ホール
10月26日(木) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
11月5日(日) 大空町教育文化会館
11月6日(月) 北見芸術文化ホール 中ホール
11月10日(金)~11月12日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

なお、前川主宰の劇団「イキウメ」の最新作『天の敵』が、5月16日(火)から6月4日(日)まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて、6月9日(金)から6月11日(日)まで大阪・ABCホールにて上演されている。こちらも合わせてチェックを。

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