『フルコンタクト!』宮澤もえみ演じる音楽教師と橋本全一、後藤健流らが演じる少年たちが歌を通して起こす“奇跡”の物語


2017年5月3日(水・祝)に東京・萬劇場にて『フルコンタクト!~松風少年院・第七分院くすのき寮合唱団~』が開幕した。本作は、脚本家の蛭田直美によるオリジナルストーリーで、民間委託の少年矯正施設を舞台に、9人の少年たちがある秘密を抱えた音楽教師と出会い、歌を通して奇跡を起こす“人生の敗者復活戦”を描いた物語。演出はCM ディレクターとして 300 本以上を手掛けてきた福島敏朗が担当している。

上演にあたり、主演の宮澤もえみをはじめ、橋本全一、後藤健流、緑川睦、鷹松宏一、瀬戸祐介の6名よりコメントが届いた。

『フルコンタクト!』舞台写真_2

◆宮澤もえみ
「少年院の音楽講師はどう?」今回、素晴らしい脚本を書き上げてくださった蛭田さんの提案に「ただの女じゃないですね!」と乗っかりました。主演に自信がなかった私ですが、「いいものを作りたい」という真っ直ぐな志を持った共演者とスタッフに支えられて、ここまで来ました。あとはもう精一杯、フルコンタクトします。
「観に行ってよかった!」は当たり前で、「客席から立ち上がれないくらい、感動する舞台 を作ろう」と企画段階から試行錯誤して来ました。 作品を通してみると、ずっと「がんばれ」と背中を押されているような気がします。このエールを受け取ってもらえたら嬉しいです!

『フルコンタクト!』舞台写真_3

◆橋本全一
正直な話、稽古を重ねていくに連れて、この脚本を演じることの難しさにぶつかりました。 きっとそれは全員が感じていたこと。本当に最後まで試行錯誤して、先が見えたのが最終稽古でした(笑)。 座組一丸となって足掻き続けたこの作品が、心のどこか片隅にでも残るものになるよう皆様にフルコンタクトします!この座組でしか作れない空気、熱量など存分に感じてください!もちろん、ハンカチ持参ですよ(笑)?

『フルコンタクト!』舞台写真_4

◆後藤健流
約1ヶ月間、皆と力を合わせて稽古をしてきたこの作品が、ようやく初日を迎えることが出来ました!ひとまずの安心感と残りの公演への緊張感が、身体中を走り回っています。そしてやっぱり舞台は生物。一瞬一瞬沸き起こる感情を大切に、全公演思いっきり作品を生き抜きたいと思います! この作品が皆様の心に届くように、汗と涙ダラダラのカラッカラになりながら、全力で心を震わせて、愛を持って作品のメッセージを皆様に届けます。ぜひ、劇場にいらしてくださいね!

『フルコンタクト!』舞台写真_5

◆緑川睦
毎回思うのですが、誰一人欠けることなく、初日を迎えられますこと、嬉しいです。キャスト、スタッフ皆で作り上げた『フルコンタクト』を楽しんでいただけますように、最後まで全員走り抜けたいと思います。GWという遊びに出掛けたい時期に(笑)、舞台を観に来てくださる皆様の応援に感謝しつつ、がんばります☆

『フルコンタクト!』舞台写真_6

◆鷹松宏一
自分は稽古に一週間しか参加できなかったのですが、大変思い入れのある作品となりました。今回、伊勢原虎之助という素敵な役をいただき、この作品の良いスパイスとなれるよう一つ一つの出番を大切に集中して、そして何より楽しんでいきたいと思います。皆さんに伊勢原虎之助を、とにかく一所懸命、顔晴ります。本当に素敵なシーン、大好きなシーンがたくさんあります。皆さんもたくさん見つけていただければと存じます。素敵なGWを共に過ごしましょう!

『フルコンタクト!』舞台写真_7

◆瀬戸祐介
少年院を舞台にしたこの作品、僕は少年院の少年たちとは物語上絡みがないのですが、正直やりたい少年役がたくさんあります(笑)!それくらい、このお話が好きです。でもやはり(自分の演じる)日々木奏多が好き!奏多の優しく、姉想いで不器用なところをずっと考えてきたので、初めて読んだ時に受けたあの感情を、皆さんに自分の色付けてお届け出来るように全力尽くします。その他にも感情移入出来る人物がたくさんいると思うので、この作品を通していろんな登場人物の人生に触れてほしいなと思います。歌だけじゃなく、いろんなモノに殴られて、劇場を後にしていただけたら嬉しいです。

このほかの出演は、小俣一生、山崎玲央、宇敷浩志、杉山吹稀、将、榊原雄、仲野りく、横川ユカ、中野由紀子、村上史高、石井匡人、和田緑郎、七海映子、中津川恵那。

『フルコンタクト!』舞台写真_8

『フルコンタクト!~松風少年院・第七分院くすのき寮合唱団~』は、5月7日(日)まで東京・萬劇場にて上演。

チケットぴあ
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