小澤廉「これまで戦ってきた皆の気持ちを背負って!」『ダイヤのA The LIVE IV』開幕


『ダイヤのA The LIVE IV』が、2017年4月6日(木)にシアター1010にて開幕した。本作は、週刊「少年マガジン」(講談社)で連載中の寺嶋裕二による人気野球漫画の舞台化第4弾。初日前には、公開ゲネプロと囲み会見が行われ、出演者の小澤廉、和田琢磨、深澤大河、葉山昴、椎名鯛造、本川翔太、小西成弥が登壇。初日に向けての意気込みを語った。

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舞台版の第1弾は、2015年に上演。その後、2016年3から4月にかけて第2弾、8月から9月にかけて第3弾とシリーズ化されてきた。第4弾となる本作では、195cmの長身ピッチャー・真木洋介(本川)擁する仙泉学園、エースピッチャー・成宮鳴(小西)率いる稲城実業と、沢村栄純(小澤)、御幸一也(和田)らの青道高校が繰り広げる神宮での熱戦が描かれる。

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囲み取材では、まず小澤が「今回でシリーズ4作目となりますが、これまで戦ってきた皆の気持ちを背負って、新キャストと共に最後まで戦っていきます」と気合のこもった挨拶をし、見どころとして「これまで、沢村がしゃべると先輩が“怒る”というブルペンでの一連の流れがあったのですが、今回はついに、僕が喋ると“呆れる”という新要素が出てきました(笑)。そういった“ブルペン芸”も楽しんでいただければ」と熱く解説。

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和田は、作品について「『ダイヤのA』の魅力は、自分と他の人物が活かし合うところだと思っています。それなのに、小澤くんは自分のことしか見どころを言わず・・・」と、小澤の発言に対してあえてクールなツッコミを入れ、報道陣の笑いを誘った。

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内容に触れた深澤は「今作では小湊兄弟の過去も描かれるので、兄弟の関係性や回想シーンで出演する小さな小湊兄弟を観ていただけると嬉しいです」とコメント。葉山は「演出の浅沼(晋太郎)さんはアニメ版で倉持役をやっていらっしゃるので、すごく丁寧にご指導していただきました。早く観てもらいたい気持ちでいっぱいです!」と、はやる気持ちを述べた。

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椎名は舞台版の魅力について「アニメや漫画だと、守備などのシーンで人物全体を観ることができないのですが、舞台では板の上にいる全員の細かい演技が見られるので、舞台ならではの楽しみ方ができるはず」とアピールした。

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シリーズ初出演となる稲城実業のエース成宮役を演じる小西は「皆、本当に仲が良くって、初出演のも僕たちもあたたかく迎えてくれました」と、同じくシリーズ初出演の本川と共に語ると、仙泉学園の長身ピッチャー真木役を演じる本川は「試合を通して熱い気持ちをお届けできたら」と気合十分の様子だった。

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囲み会見では、小澤と和田を中心に、終始賑やかな雰囲気で無邪気なやりとりを見せていた一同。しかし、舞台上ではそれぞれのドラマを抱えて、熱い試合模様を展開する。彼らの青春をかけた熱戦を、ぜひ劇場で見届けてほしい。

『ダイヤのA The LIVE IV』は4月6日(木)から4月13日(木)まで東京・シアター1010にて、4月20日(木)から4月23日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。

『ダイヤのA The LIVE IV』公開ゲネプロ_10

(C)寺嶋裕二・講談社:「ダイヤのA」The LIVEIV製作委員会

(取材・文・撮影/大宮ガスト)

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