赤澤燈、井澤勇貴ら命を懸けた戦いに挑む男たちの強い絆が魅せる!舞台『メサイア-暁乃刻-』ゲネプロレポート


2017年2月11日(土)より東京・サンシャイン劇場にて舞台『メサイア-暁乃刻-』が開幕した。本作は小説・コミック・舞台・映画・テレビドラマとメディアミックス展開され、広がり続ける「メサイア・プロジェクト」の最新作。“サクラ”と呼ばれる男性スパイたちの究極の友情と、美しく激しいアクションで描くエンターテインメント作品として、多くの女性から熱い支持を受けている。

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劇場版『メサイア-深紅ノ章-』から約2年の時を経てついに上演となった本作。脚本は毛利亘宏(少年社中)、演出は西森英行(Innocent Sphere)が手掛け、赤澤燈(白崎護役)、井澤勇貴(有賀涼役)、杉江大志(加々美いつき)、小谷嘉一(黒子役)など「メサイア」シリーズに欠かすことのできない俳優たちが前作に続き登場している。また、長江崚行(御池万夜役)、山沖勇輝(柚木小太郎役)、橋本真一(小暮洵役)、伊藤孝太郎(周・グエン・衝吾役)などが新キャストとして加わった。

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“悠里淮斗”突然の失踪・・・。白崎は、何も告げることなく忽然と姿を消した自分のメサイアに戸惑いを隠せないでいた。時を同じくして「チャーチ」のシステムがハッキングされ、システムがダウンする事件が起きる。有賀と加々美たちの捜査によりハッカーの正体が判明する。その正体は、この世には存在しない魂である人工知能「ネクロマンサー」であった。

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一嶋係長(中原裕也)が率いるチャーチとサクラ新入生の御池、柚木、小暮の3人、北方連合の諜報員養成組織「ボスホート」のチェーカー(荒木健太郎)とサリュート(山田ジェームス武)、警視庁・志倉(大澄賢也)の新組織「キンダー」、そして「チャーチ」科学捜査班のDr.TEN(安里勇哉)とDr.THREE(大塚公祐)。それぞれの思惑は複雑に絡み合い、悠里の失踪によって生まれた小さな火種は、大きな炎となって再び日本を焼き尽くそうとしていた・・・。

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今回は悠里の行方を追う白崎のストーリーを軸に、人工知能「ネクロマンサー」、「ボスホート」、「キンダー」らの陰謀が絡み合う情報戦の世界で、信じられるたった一人のパートナーとともに、秘密任務にその身を捧げていくスパイたちのドラマが語られる。さらに、2017年初夏に公開が決まっている劇場版『メサイア外伝-極夜 Polar night-』(主演:玉城裕規、中村龍介、監督:山口ヒロキ)に繋がるストーリーとなっており、「メサイア・プロジェクト」らしい壮大な物語が繰り広げられる。

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メサイアである悠里が失踪したことにより、白崎の代理メサイアとして黒子が現場に復帰する展開や、過去を絡めた有賀と加々美の真の友情、新サクラ候補生たちの新たなる絆の育みと、今回も見どころは盛りだくさん。そして、白崎たちだけでなく、彼らを見守る一嶋と志倉のアダルトチームの頼もしさにも、ぜひ注目して欲しい。

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また、銃と格闘を合わせたスタイリッシュでスピーディなアクションは今回も健在。サリュートのナイフ・アクションや、柚木の柔道など、バラエティーに富んだアクションも追加されている。さらに、客席側に傾斜のついた舞台が出演者たちの動きを、より迫力あるものに見せている。

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白崎が激闘の末にたどり着く真実とは?『メサイア・プロジェクト』を貫く儚く美しい世界観のもと、命を懸けた戦いに挑む男たちの熱演と強い絆を魅せる作品だ。

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舞台『メサイア-暁乃刻-』は、2月11日(土)から2月19日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて、2月25日(土)・2月26日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。

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(取材・文・撮影/櫻井宏充)

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