高校生の真理子役は深川麻衣!舞台『スキップ』追加キャストに木村玲衣、碓井将大など


直木賞受賞作家の北村薫の同名小説を原作とする舞台『スキップ』。2004年の演劇集団キャラメルボックスによる初舞台化から13年の時を経て再び上演される本作に、これまでに霧矢大夢、岡田達也(キャラメルボックス)、粟根まこと(劇団☆新感線)が出演することが明らかとなっていたが、ついに全キャストが発表された。

高校2年の17歳ながら、ある日うたた寝から目を覚ますと25年後、夫と娘がいる高校教師になってしまっていた一之瀬真理子。その「高校生の真理子」を演じるのは、深川麻衣に決定した。真理子の娘・美也子役はキャラメルボックスの木村玲衣、密かに真理子に思いを寄せる新田役には碓井将大(俳優集団D-BOYS)、そのほか、深谷由梨香(柿喰う客)、長濱慎、熊川ふみ(範宙遊泳)、原田樹里(キャラメルボックス)が顔を揃えた。

大人になった真理子を演じる霧矢と高校生の真理子を演じる深川のW主演となる本作だが、深川はこれが舞台初主演となる。

今回の全キャスト発表に合わせ、メインビジュアルも公開。さらに、原作の北村と、W主演の霧矢、深川からコメントも届いている。

◆北村薫(原作)
前回の公演は新聞の劇評でも絶賛されました。しかし、世評以上に、観客の方々が舞台にぐいぐいと引き込まれ心を震わせていたことが記憶に鮮やかです。もう一度観たいと願っていました。夢が叶って本当に嬉しいです。

◆霧矢大夢
この作品は、ある日、高校生だった真理子が、目覚めると突然大人になっている。しかも高校教師という立場になっている、というストーリーです。気がつくと夫がいて、娘もいる。見た目は大人なんだけど、中身は17歳。その現実を自分なりに受け入れて、健気に、ピュアに、その状況に立ち向かっていく。そんな一生懸命な真理子を表現したいなと思っています。演出の成井豊さんとも初めてですし、キャラメルボックスのエネルギッシュなお芝居に刺激を受けて、自分なりの真理子像を作っていきたいと思います。

◆深川麻衣
今回の舞台『スキップ』では、主人公の一ノ瀬真理子役を、霧矢大夢さんと一人二役ではなく、二人一役で演じさせていただくということで、どんな風になるのかとても楽しみにしています。稽古はこれからですが、脚本を読ませていただいて、面白くなること間違いないと確信しています。大きな役で、個人的にはものすごく緊張しているのですが、みなさんと力を合わせて、毎日の稽古を励んでいきたいと思います。ぜひぜひ観に来てください。

NAPPOS PRODUCE『スキップ』は、2017年4月27日(木)から5月5日(金・祝)まで東京・サンシャイン劇場にて上演される。

(撮影/たかはしじゅんいち)

チケットぴあ
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