舞台『おそ松さん』制作発表会見で伝説の6つ子集結!高崎翔太「よく見ると顔が違うけど、それは気のせい」


ギャグ漫画の神様・赤塚不二夫の傑作「おそ松くん」の未来を描いたTVアニメ『おそ松さん』を舞台化した『おそ松さんon STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~』の制作発表会見が2016年7月28日(木)、都内居酒屋にて行われた。

『おそ松さん』は赤塚不二夫生誕80周年記念として制作されたTVアニメで、20歳を過ぎてもニート生活を続けるどうしようもない6つ子の日常が、奇想天外なユーモアを織り交じえて描かれる。また、放送が終了した今もなお“おそ松さんロス”という言葉を生み出すほどの爆発的な人気を誇っている。

この日の制作発表に登壇したのは、おそ松役の高崎翔太、カラ松役の柏木佑介、チョロ松役の植田圭輔、一松役の北村諒、十四松役の小澤廉、トド松役の赤澤遼太郎の6人。居酒屋というおそ松さんたちにとってはお馴染みのシチュエーションで、本作にかける意気込みを語った。

『おそ松さん on STAGE』制作発表_2

まず、本作の出演が決まった時の感想を尋ねられると、皆一様に驚きと共にプレッシャーを感じたと答え、中でも小澤は「お話を聞いた時は『怖い怖い怖い!』ってなりました(笑)」と本音を暴露。しかし、「これほどの人気作に出演できることは、なかなかないチャンスなので、楽しみにしてくださる皆さんのためにも、プレッシャーがいい方向に進むよう自分を鼓舞してがんばります」と頼もしく語った。

一方、植田は「唯一のツッコミ役ということで、役者自身の癖もすごくあるから・・・、出演が決まった時は『忙しくなるな』って思いました(笑)」と述べると、「(作品の)世界観を、稽古でしっかり作っていかなくちゃいけないと思っています。TVアニメ版のゆるい世界観を自分たちがゆるくやるだけではつまらないと思うので、意外と難しい作品」とチョロ松らしく冷静に分析。

続いて6つ子の魅力について聞かれ、北村が「ふとした時に、温かい関係が垣間見えるのが魅力だと思います。6人ともニートでひねくれていますけど、それぞれが愛らしいんですよね」と嬉しそうに語ると、赤澤も合わせるように「日本一愛せる6つ子」と断言。

高崎は「こうやって6人揃ってみて・・・、よく見ると顔が違かったりしますが(笑)。それが気のせいだと思わせるくらいの6つ子感を出していこうと思っております」と微妙(?)な顔の違いについて冗談交じりで言及し、取材陣の笑いを誘った。

また、本作の見どころについて、柏木は「どれだけ熱量を込めてやれるかだと思っています。なので、その熱量を観にください!」と力強くコメント。北村は「(舞台では)火傷を恐れずに攻めていきたいと思います。やっぱり攻めないと面白くないと思うんですよね」と言った後、「舞台上ではお尻を出そうと思っている」と大胆発言。一瞬現場に静寂が訪れるやいなや、「この空気感だよ!みんな(笑)!!」と鋭く切り返し、大爆笑を巻き起こした。

『おそ松さん on STAGE』制作発表_3

また会見の最後には、新情報が記されたパネルを持って着ぐるみの6つ子が乱入。10月19日(水)13:00の追加公演、そして大千秋楽となる10月23日(日)17:00の東京公演でライブビューイングが行われることも発表された。

また、通称「F6」と呼ばれるイケメンバージョンの6つ子が登場することも明らかとなり、井澤勇貴(おそ松「F6」役)、和田雅成(カラ松「F6」役)、小野健斗(チョロ松「F6」役)、安里勇哉(一松「F6」役)、和合真一(十四松「F6」役)、中山優貴(トド松「F6」役)の出演が発表された。今後も続々と新情報が公開されていくそうだ。『おそ松さん』の動向に目が離せない。

『おそ松さん on STAGE』制作発表_4

『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~』は、9月29日(木)から10月3日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて、10月13日(木)から10月23日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演される。

(C)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会2016

(取材/大宮ガスト)

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