2016年5月27日（金）に東京国際フォーラム ホールCにて＊ASTERISK『Goodbye, Snow White』新釈・白雪姫が開幕した。グリム童話の「白雪姫」をベースに人気作家・中村うさぎが書き下ろした原作を、牧宗孝（MIKEY from 東京ゲゲゲイ）が演出、装い新たなダンス作品として仕上げた。出演は、牧率いる東京ゲゲゲイのほか、国内のみならず海外でも高い評価を得るDAZZLEや、日本屈指のポールダンサー・KUMI、アクロバティックな新体操にダンスを融合させた青森発祥のプロユニット・BLUE TOKYO、数多くのアーティストの振付やダンサーとしても活躍しているNANAKO、きゃりーぱみゅぱみゅのほとんどの曲を振りつけていることで知られるMAIKOなどが終結。さらに、バラエティ番組などでもダンスの才能を発揮している加藤諒がゲストダンサーとして出演している。
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初日開幕前に行われた公開ゲネプロ後、主演・演出・振付の牧、そしてゲストダンサーの加藤からコメントが届いた。
◆牧宗孝（主演・演出・振付）
「言葉が多すぎる。ダンサーなんだからもっとダンスで表現してほしかった！」「ダンス公演なんだからストーリーとかお芝居とかいらない！」これは前回の*ASTERISK『女神の光』を観た一部のお客様の感想でした。「ダンス公演という名前でやっているから、次回は言葉をなるべく使わないでほしい」というこれらのご意見を参考に、今回の公演では言葉は使わず、身体表現だけで伝わるような舞台に･･･。
なんて、この私が素直に反省するわけがありません。誰に何と言われようが、その時一番表現したい方法で、好きなように表現したいのよ！というわけで今回は私の尊敬する中村うさぎさんに素晴らしい原作を書いていただき、さらにストーリーが強化されました。毒りんごをいっぱい食べて帰ってくださいね。
◆加藤諒
皆様、本日は＊ASTERISK『Goodbye,Snow White』新釈・白雪姫の公開ゲネプロにお越しいただきありがとうございます。加藤諒です。中村うさぎさんとMIKEYさんの作り出す生々しくてリアルなのにファンタジーでとても不思議な世界。
そこに自分が存在出来る事がとても嬉しいです。そして、今回憧れのダンサーの皆様と踊らせていただけた事は今後の自分の自信にもつながると思います。出演者の皆様の身体から、心から出てくるパワーが本当に素晴らしいので、隅から隅まで見て欲しいです。で、出来れば少し？成長した加藤も観ていただけたら嬉しいです（笑）。この舞台が少しでも沢山の方々に届きますようお力添えよろしくお願いいたします。最後に、皆様は魔女と白雪姫どちらに共感しますでしょうか･･･？？？
世間から美魔女と呼ばれる大スター・加々美魔耶（牧）は、ある日、鏡の精から不吉な予言をされる。 「あなたはもうすぐ天敵と出会うわ･･･」。スターであることに身を捧げた加々美の前に現れたのは、正反対の新人アイドル・白河雪菜（YUYU）。そしてついに魔女の怒りが爆発する！美魔女が真の価値を問い続けながら壮絶な闘いを挑む。加藤は、憧れのきゃりーぱみゅぱみゅさならがらの衣装で、キレッキレのダンスと、まさかのラブシーンを披露?!
＊ ASTERISK『Goodbye,Snow White』新釈・白雪姫は、2016年5月27日（金）から5月29日（日）まで、東京国際フォーラム ホールCにて上演。
