WBB第10回記念公演『懲悪バスターズ』で主演の佐藤瑞樹、20年ぶりのダンス披露!


ジャニーズ事務所所属で舞台演出も手がける佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダーを務める佐野大樹による兄弟演劇ユニットWBBの第10回公演『懲悪バスターズ』が2016年5月19日(木)に開幕した。初日前には公開ゲネプロと囲み取材が行われ、佐野兄弟と田村亮(ロンドンブーツ1号2号)が取材に応じた。

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本作は、弟の大樹が演出、脚本を手がけたサイエンス・ホラー・アクション活劇。思わずくすっと笑ってしまう、悪霊たちの騒動を描く。毎夜毎夜続く悲鳴の正体は、悪霊たちによるイタズラのせいだった。そんな中、1人の天才科学者が悪霊退治に立ち上がる・・・。

『懲悪バスターズ』公開ゲネプロ_7

悪霊退治のための研究を行う科学者・館合を演じる瑞樹は「実は今年(ジャニーズ)事務所に入って25周年なんです。今回、(その記念の年に)こういう規模で主役をやらせていただき、注目していただいて感謝の気持ちでいっぱいです。初日に向けて最大限のパフォーマンスをしていきたいと、ワクワクとドキドキでいっぱいです」と公演前の心境を明かす。

『懲悪バスターズ』公開ゲネプロ_2

演出・脚本を担当し、悪霊退治用ロボット・オーメン役で出演する大樹は「観にきてくださるお客様に楽しい時間を与えたい」と挨拶し、「楽しんでいる絵を、お客さんが近くで見ることができるのが、今回の醍醐味だと思います。普段はあまり客下り芝居はしないのですが、今回はそれも楽しみにしていてください」と本作をアピールした。

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また、自身も「田村亮一座」の座長も務め、今回初の客演出演となる落ちこぼれ悪霊レイヴン役・田村は、「客演だから稽古までは自由にさせてもらって、やりやすくやっています。(出演者たちの)気迫がどんどんと伝わってくるので僕の中でプレッシャーが溜まっていますが、やるしかないという思いでいます」と意気込んだ。

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変わり者の舘合とレイブン、アミット(鈴木勝吾)、モイモン(OH-SE)、ススス・ムシュフシュ(五十嵐麻朝)といった愛らしい悪霊たちをはじめ、舘合を慕う助手の高坂(有澤樟太郎)、研究資金に頭を悩ませる研究室所長(原金太郎)、金儲けの悪巧みばかりしている悪霊退治会社社長の恋塚(土屋佑壱)、落ちこぼれの悪霊たちを厳しく指導する鬼教官(政岡泰志)など、魅力的なキャラクターがいっぱいの本作。

『懲悪バスターズ』公開ゲネプロ_2

アクションあり、笑いあり、心温まるハートフルさもありと、まるでテーマパークのように楽しさ盛りだくさんの内容だ。劇中の要所要所で展開する、OH-SEが振付をしたダンスも見どころの一つとなっており、出演者が揃って踊るシーンは圧巻。

舞台中央で華やかに舞ってみせた瑞樹だが「実は20年ぶりに踊ります。光GENJI、SMAP、Kinki Kidsのバックで踊っていたんですが、それ以来」と明かすと、「振付をされているときに、だんだん思い出しました。始めはちょっとお先真っ暗になったんですが(笑)やっていくうちに楽しくなりました」と自信も覗かせた。

『懲悪バスターズ』公開ゲネプロ_8

WBB Vol.10公演『懲悪バスターズ』は、2016年5月19日(木)から5月22日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて、5月28日(土)から5月29日(日)まで新神戸オリエンタル劇場にて上演。

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