『キンキーブーツ』三浦春馬がロサンゼルスで公演初日レッドカーペットに登場!


小池徹平と三浦春馬を主演に迎え、2016年7月から8月にかけて日本人キャスト版が上演されるミュージカル『キンキーブーツ』。そのブロードウェイ版ワールドツアーのロサンゼルス公演初日レッドカーペットに、日本人キャスト代表として三浦が登壇。渡米した三浦は、まずパンテージ・シアター訪れ、演出家のジェリー・ミッチェルと、LA公演に出演しているローラ役のジェイ.ハリソン・ジーと初対面を果たした。

三浦と対面したジェリーは、「『キンキーブーツ』で最も大切にしているテーマは、“You change the world when you change your mind!(自分の考え方を変えた時に、世界を変えられる)”。僕はそのテーマを伝えたるために演出している」と解き、「このミュージカルは楽曲がすべてと言っても過言ではなく、一度聞いたら頭から離れない楽曲がシンディの良さだ」と熱く語った。

『キンキーブーツ』_LA三浦2

作品の根幹を真剣に聞き入る三浦に、ローラ役を演じる上で“大切にして欲しいこと”として「心を開くこと、周りに対してポジティブであること」とアドバイス。さらに、「君にはとても魅力的な個性があり、目を引く存在感もある。それはローラを演じる上で最も重要な要素。また、コミュニケーションを大事にしていることが伝わってくる。日本でローラをどのように演じるかが楽しみだ」と期待のコメントを贈り、日本のファンには「たくさん笑って拍手して、泣いて、この作品を楽しんでほしい」とメッセージをくれた。

LA公演のローラ役・ジェイは、先輩ローラ役から後輩ローラ役への特別なアドバイスとして、初演でローラ役を演じトニー賞最優秀ミュージカル主演男優賞を受賞したビリー・ポーターから、ジェイ自身が直接受け取ったメッセージを三浦に伝えてくれた。「カンパニーのリーダーとして作品に込められたメッセージを伝えなくてはいけないし、カンパニー全員へ心をオープンにすること。それがカンパニーへの信頼感につながり、作品に込められた特別な思いを全員が理解し、キャスト一人一人全員がメッセージを伝えるという責任感を持って舞台に立つ素晴らしい公演になることを信じている」。このメッセージは、すべての日本人キャストを勇気づけるメッセージとなった。

『キンキーブーツ』_LA三浦3

いよいよ迎えたワールドツアーのLA公演初日、三浦はパンテージ・シアター開幕の豪華レッドカーペットに、日本のローラとして登場。初日公演を観劇した三浦は、「最高でした!改めて作品に凄く力があることを感じましたし、明日から元気に頑張ろうと思える確かなパワーを貰いました。初日ならではの独特な雰囲気も感じたのですが、現地のお客さんがとっても暖かくこの作品を受け入れていて、でもそれはプレイヤー達の確かな実力があるからこそ、ここまで盛り上がるのだと痛感しました。僕自身がローラを演じる上ですごく身が引き締まる思いでした!日本公演も頑張ります!」と、興奮冷めやらぬ様子だった。

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最終日には、パンテージ・シアターのバックステージツアーにも参加。衣装を纏った本番直前のジェイと2ショットの写真撮影に成功して喜びの表情を浮かべた。三浦とジェイは、固い握手を交わしながら、日本での再会の約束をした。この他にも、三浦はウェストハリウッドで稽古用のブーツを購入したり、ドラァグクイーンのショーを見たりと、役づくりに取り組んだようだ。今回の経験を活かし、三浦がローラ役をどう演じて魅せるのか、楽しみにしたい。

『キンキーブーツ』_LA三浦5

ブロードウェイミュージカル 日本人キャスト版『キンキーブーツ』は、2016年7月21日(木)から8月6日(土)まで東京・新国立劇場 中劇場にて、8月13日(土)から8月22日(月)まで大阪・オリックス劇場にて上演。なお、2016年10月には、東急シアターオーブでブロードウェイ版『Kinky Boots』の来日公演も決定している。

チケットぴあ
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