『ジキル&ハイド』開幕!石丸幹二×濱田めぐみ×笹本玲奈「4年の変化で新たな化学反応を」


2016年3月5日(土)より東京国際フォーラム ホールCんてミュージカル『ジキル&ハイド』が開幕した。本作は、鹿賀丈史主演で2001年に日本初演、鹿賀丈史主演で2003年、2005年、2007年と4度上演。2012年3月には、主演に石丸幹二を新たに迎え、大ヒットを記録した。初日に先駆け行われた囲み取材には、ジキル&ハイドを演じる主演の石丸のほか、ルーシー役の濱田めぐみ、エマ役の笹本玲奈が登壇し、心境を語った。

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『ジキル&ハイド』囲み取材_2

4年ぶりの上演について、石丸は「4年、あっという間に経ったなと。今回、(メインの)メンバーは変わらないんですけど、それぞれの4年間の変化が面白く、新たな化学反応が新たに生み出せるのではないかなと思っています」と意気込み、濱田も、「お客様も4年間それぞれに過ごされて劇場に戻ってきてくださった時に、このスリリングで情熱的な舞台を、どういう気持ちで観て頂けるかなとワクワクしています」と客席へと想いを馳せた。

『ジキル&ハイド』囲み取材_3

笹本は、この4年の間に20代から30代になるという変化を経験。その上で「自分が経験してきた4年間が舞台にも反映されていると思いますし、再演なんですが、新作を作っているような、新鮮な気持ちで取り組むことができました」と、初日の幕が上がることを楽しみにしていた。

再びジキルとハイドという二つの人格を持つ役を演じるにあたり、「より人間くさく、キャラクターの出し方を変えてみたいと思った」と石丸。2013年に放送されたテレビドラマ『半沢直樹』(TBS)で演じた浅野支店長役での経験が大きかったと言い、「いわゆる敵役をリアルな形で経験したことで得たことは、ハイド役に活かせているはずです。それがどう舞台に出てくるかは、幕を開けてみてからですけど、自分は楽しみ。経験してよかったです」と振り返った。

『ジキル&ハイド』囲み取材_4

石丸と濱田は、ともに劇団四季出身。当時の印象について尋ねられ、「やっぱり、劇団時代もスターでしたね。石丸さんがいると“今日石丸さんが劇団に来てるよ!”って、みんな寄ってっちゃうんです。卒業されて外に出た後でも、そういう星を持っていらっしゃるんだなと。見えないところでも優しさや誠実さをものすごく感じる方です」とベタ褒めの濱田に、石丸は「性分です(笑)」と照れまくり。

そんな濱田について、石丸は「バリバリ歌って、ガンガン踊って、もうスター街道まっしぐら!劇団とはまた違った形で一緒にできるのは嬉しいことですし、ある意味お互いの手の打ちが分かっている中でやりとりも、また楽しいです」と語り、共演を喜んだ。

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また、今回の稽古場では公式インスタグラムの更新が話題になっていたそうで、石丸は「どの写真をアップしようか?って相談しているうちに、次の稽古が始まっちゃう(笑)」と明かしてくれた。

『ジキル&ハイド』囲み取材_4

最後に、石丸は「新たに演出も練り込み、役者も練り込み、新メンバーもいっぱい入って、見どころ満載になっています。ぜひ皆様の目で確かめて頂きたいと思っております」と呼びかけ、濱田も「我々が4年間を過ごすとともに、この世界も日本も4年間進んでいて。今、上演することにすごく深いものがあるような気がしています。皆様の中にある悪の部分と善の部分がどのように刺激しあって、この舞台を観ることでどのような化学変化が起きるのかっていうのをすごく楽しみに思っております」と挨拶。笹本は、「東京、大阪、名古屋で4年前よりも、よりダイナミックに自信を持ってお届けします。ぜひ劇場に来てください」とメッセージを送った。

ジキル&ハイド』囲み取材_6

ミュージカル『ジキル&ハイド』は2016年3月5日(土)から3月20日(日)まで東京国際フォーラム ホールC(東京)で上演。その後、3月25日(金)から3月27日(日)まで梅田芸術劇場 メインホール(大阪)にて、4月8日(金)から4月10日(日)まで愛知県芸術劇場 大ホールにて上演される。

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