ハンサム達がいざなう魅惑の「掛け合い落語」の世界!『ハンサム落語 第七幕』開幕


2016年2月5日(金)より『ハンサム落語 第七幕』が東京・赤坂REDシアターにて開幕した。本作は、古典の落語を現代風にアレンジし、若手俳優が二人一組で魅せる新型“掛け合い落語”として、2013年からシリーズ化。各公演に4人の“ハンサム”たちが登場し、一期一会の物語を展開する人気公演だ。初日開幕に先駆け公開ゲネプロが行われ、囲み取材に磯貝龍虎、加藤良輔、平野良、西山丈也、土屋シオン(D-BOYS)、前山剛久(D-BOYS)、碕理人が登壇した(このほか公演には林明寛、宮下雄也も出演)。

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『ハンサム落語 第七幕』ゲネプロ_2

第一幕から連続出演している磯貝は「(今回も)相変わらずおもしろい演目ばかりです。皆さんに楽しんで頂けたら。人もどんどん変わっているので、その人たちとも仲良く、できるだけ頑張っていけたらなと思います」と挨拶。

同じく、第一幕からすべての公演に参加している平野も「最初は手探りでやっていた『ハンサム落語』ですが、新たなジャンルとして徐々に浸透し、皆さんにご支持をいただいていることにまず感謝いたします。ますます発展させていかなきゃという想いもあるので。今回もいろんな方が初参戦されているので、ますます盛り上がるのではと思っております」と公演にかける想いを明かした。

『ハンサム落語 第七幕』ゲネプロ_3

第二幕以来の参加となる加藤は「初心に返ってチャレンジャー精神でがんばっていきたいです。モンスターがいっぱいいるので、負けないように・・・(笑)」と、両隣の磯貝、平野の顔を見ながらコメント。

初参加となる西山は「僕は(観客として)観たことがあるんですけど、まず落語とは似て非なるもの。これは僕の感想ですが、このライブ感、イベント感は、落語とも漫才ともお芝居ともまた違った、エンターテインメントなんじゃないかなと思っています」と自らの感じた作品観を語った。

『ハンサム落語 第七幕』ゲネプロ_4

同じく、初参加となる土屋は「今回初参加、そして最年少ハンサムということで、すごく緊張していて手汗がすごいんですけど(笑)」と緊張気味。前山も「本番の回数は少ないですが、ひとつひとつ大事にして、新人らしく笑顔と純粋な気持ちでがんばろうと思います」、碕は「緊張で頭がぱんぱんなんですけど!相手の方とコミュニケーションを取りながら、楽しみながらやっていきたいと思っております」とそれぞれ決意表明をしていた。

『ハンサム落語 第七幕』ゲネプロ_5

今回の公演の演目は、「千両みかん」「看板のピン」「お直し」「笠と赤い風車」の4つ。公開ゲネプロでは、初日の出演者、磯貝×平野、加藤×西山がそれぞれの演目を披露した。磯貝と平野は、第一幕から培ってきた技量で“レジェンド”と呼ばれる怪演ぶりを見せつけた。二人は、番頭から大旦那、遊女など、次々と表情を変え、その熱演は座布団も吹っ飛ぶほど。

『ハンサム落語 第七幕』ゲネプロ_6

加藤、西山ペアも、負けじと息の合った掛け合いを見せる。本編に入る前のいわゆる「マクラ」の部分では、西山が話題豊富な博学ぶりを聴かせるなど、初参加とは思えない器用さを見せていた。組み合わせによってお話の色付けが変化し、役者魂がせめぎ合う様も、本作の見どころのひとつだ。

『ハンサム落語 第七幕』ゲネプロ_7

ハンサム達がいざなう魅惑の“掛け合い落語”の世界『ハンサム落語 第七幕』は、2016年2月5日(金)から2月14日(日)まで東京・赤坂REDシアターにて、2月19日(金)から2月21日(日)まで大阪・テイジンホールにて、2月24日(水)から2月28日(日)には東京・CBGK シブゲキ!!にて東京凱旋公演が行われる。

なお、DVDの発売も決定しており、公演会場では先行予約も受付中。また、ルッキュでも2月7日(日)17:00の公演が配信される。会場では手ぬぐい付き視聴チケットの販売とのこと。詳細は、公式ホームページにてご確認を。

カメラマン:鏡田 伸幸
(C)ハンサム落語制作委員会

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