劇団四季が新演出で贈る『ウェストサイド物語』稽古場レポート


2016年2月14日(日)に東京・四季劇場[秋]にて開幕する『ウェストサイド物語』東京公演。その稽古場取材会が、2月1日(月)、神奈川・四季芸術センターにて行われた。『ウェストサイド物語』は、1957年ブロードウェイ初演以来、世界中で愛され続けている名作。ニューヨークのウェストサイドに居住し、ともに社会から差別・蔑視される2つの若者グループ、プアホワイトの“ジェット団”とプエルトリコ移民の“シャーク団”の対立と抗争、そしてその中で芽生えてしまった悲恋の行方を描いている。

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劇団四季での初演は1974年。初演時、海外オリジナルスタッフによるダンス猛特訓を行い、当時の上演スタイルを忠実に表現して以来、“劇団四季ミュージカル”のクレジットは大いに高まり、劇団として格段の成長を遂げていくこととなった。今回の稽古場取材会では、「プロローグ」「トゥナイト」などの様子を公開。

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今回の公演では、劇団四季と交友が深いジョーイ・マクニーリーを演出に迎え、新演出で上演される。マクニーリーは『ウェストサイド物語』のクオリティを守るジェローム・ロビンス財団から選ばれた数少ない公認振付師の一人で、2007年の劇団四季版上演時には、浅利慶太の共同制作者として、創作活動に参加。今回の演出にあたり、マクリー二-より以下のコメントが届いている。

◆ジョーイ・マクニーリー(演出)
今回の新演出においては、従来の四季版を受け継ぎつつ、各キャラクターの感情をより丁寧に描くことに努めています。こうした細かな調整が重ねられていくことで、お客様の受け止め方が新しいものになればと幸いです。四季の俳優達は稽古に積極的に取り組みます。日々課題を克服していく様子には、毎回感動します。

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劇団四季が新演出で贈る『ウェストサイド物語』は、2016年2月14日(日)から5月8日(日)まで東京・四季劇場[秋]にて上演される。

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