森公美子が蘭寿とむに「Wキャストにぴったり」!『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』製作発表


2014年に日本で初演され大好評を博したミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』が、2016年5月22日(日)より帝国劇場で再演される。その製作発表が1月18日(月)に都内にて行われ、メインキャストの森公美子、蘭寿とむ、石井一孝、大澄賢也、石川禅、今井清隆、鳳蘭と演出・山田和也が登壇した。

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本作は、ウーピー・ゴールドバーグ主演で大ヒットした映画のミュージカル版。初演でもヒロイン・デロリス役を務めた森が今作での演技を評価され、第40回菊田一夫演劇賞を受賞している。今回も森はデロリス役を続投、そしてW主演には蘭寿が抜擢。製作発表ではメインキャストたちがそれぞれのキャラクターらしい演出で登場し、集まったマスコミとオーディエンスを沸かせた。

演出の山田は「修道院はデロリスの居場所ではなかったのに、それが変わっていく様は誰にとっても身につまされます。素敵な音楽と笑いが最高のクオリティで詰まったミュージカルです」と作品の魅力を語った。

『天使にラブソングを』製作発表_2

初演に引き続きデロリスの幼馴染エディを演じる石井は「ミュージカルを愛している人たちも、ミュージカルの玄人の人たちも、観た方はこぞって面白いと言ってくれました」と初演を振り返りつつ、「あと、アフロが違和感ないと言われました(笑)」と加えて笑わせる。

『天使にラブソングを』製作発表_3

同じく初演に続いての出演となる修道院長役の鳳は「全場面が独立して、シーンごとに勝負できる作品です」と作品の持つ力強さをアピールした。また、今回が初出演となる今井は「初演は客席で観せていただきました。カーテンコールで客席が総立ちになっているのを観て、出ていないことが悔しかったんですよ」と出演の喜びを口にする。

『天使にラブソングを』製作発表_4

制作発表では、歌とダンスも披露。デロリスの元恋人でギャングのボス・カーティスをWキャストで演じる、大澄と石川が『あいつを見つけたら』を熱唱。デロリスを見つけたら「捕まえるぜ」「覚悟しろ」と色っぽくドスをきかせる、男気溢れる一曲で、一回限りの二人のカーティスのコラボが誕生した。

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また蘭寿も『シスター・アクト』を熱唱。深みのある歌声で、新たなヒロイン像を期待させる。

『天使にラブソングを』製作発表_6

最後には、公募で集まった150人のエキストラオーディエンスと7人のキャストが一緒に歌とダンスで盛り上がった。楽曲『レイズ・ユア・ボイス』は「さあ声出して歌おう!」と誘う、まさに音楽を愛する一曲で、実際の公演ではカーテンコールで、このナンバーに合わせてキャストと観客が一緒に歌って踊ることになる。まさに音楽で人々が団結していく『天使にラブ・ソングを』の世界に浸れる、今作ならではのミュージカルらしい企画だ。公式サイトで振付動画が見られるので、観劇の前に一度見ておくと劇場で一緒に盛り上がれるはず!

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最後にヒロイン・デロリスを演じる二人が揃って壇上に。森は「Wキャストに蘭寿さんが決まって、おお~ぴったり!と思いました。同じダンスには見えないと思うので、ぜひ二人のデロリスを見比べてください」とWキャストならではの魅力をアピール。蘭寿は「格式ある帝国劇場に初めて立たせていただく喜びが大きいです。キュートなデロリスを描けたら」と意気込みを語った。

最高にハッピーなミュージカル・コメディ『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』は、2016年5月22日(日)から6月20日(月)まで東京・帝国劇場にて上演される。東京公演のチケットは2月27日(土)より一般発売開始。

その後、7月から8月にかけて大阪・名古屋・岩手・札幌・仙台公演が行われ、2017年1月から2月にかけて福岡・浜松・松本公演が予定されている。

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