ミュージカル『グッバイ・ガール』製作発表会見&稽古場公開!


この夏17年ぶりに日本で上演される、ニール・サイモン脚本のミュージカル『グッバイ・ガール』が立ち稽古初日を迎えた。公演は、2015年8月7日(金)から東京国際フォーラムでスタートする。主演に紫吹淳と岡田浩暉を迎えてのロマンチック・コメディで、演出はミュージカル初挑戦のマキノノゾミがつとめる。その製作発表会見と、稽古初日がマスコミ向けに披露された。

関連記事:ここまでの『グッバイ・ガール』関連記事をご紹介します!

ストーリーの舞台はNY。12歳の娘をもつシングルマザーのポーラ(紫吹淳)は、役者の彼氏と3人で暮らしていた。しかし、彼はある日置き手紙を残して出て行ってしまう。「もう役者の男なんてごめん!」と憤るポーラだったが、元彼から部屋を又借りしたというエリオット(岡田浩暉)が真夜中に突然訪ねてくる。しかも、エリオットは売れない役者であるばかりか、かなりの変わり者。部屋をシェアすることになってしまった二人は喧嘩ばかりの日々を送るが…。
原作の同名映画は、アカデミー賞・ゴールデングローブ賞を受賞している。

ブロードウェイ喜劇の天才、ニール・サイモンはお洒落な会話劇を得意とし、今回の『グッバイ・ガール』も主演ふたりの機知にとんだ会話が繰り広げられる。印象最悪の二人の出会いから、少しずつ関係が変化していく様が見ものだ。主演の二人は、「ぞんぶんに恋をしたくなる舞台」だと声をそろえる。

『グッバイ・ガール』紫吹淳、岡田浩暉

初の立ち稽古では、岡田演じるエリオットの登場シーンと、はからずも同居することになったエリオットとポーラが激しい言い争いをする歌のシーンを稽古した。元宝塚歌劇トップスターの紫吹とミュージカル俳優や歌手としても大活躍の岡田は、初日にも関わらずみごとな歌唱力とダンスを披露。険悪なシーンをコミカルに演じた。

『グッバイ・ガール』紫吹淳、岡田浩暉

『グッバイ・ガール』紫吹淳、岡田浩暉

会見に応じた紫吹は「皿洗いのシーンがあるのですが、したことがない」と不安そうだが、岡田は「紫吹さんは達者な女優さん。本読みの段階からすでに面白かったです」とフォローするなど、息の合った掛け合いが続いた。演出のマキノは「有楽町でブロードウェイを体験してほしい」と、大好きなニール・サイモン脚本に意欲的だ。

『グッバイ・ガール』

ミュージカル『グッバイ・ガール』は、2015年8月7日(金)~23日(日)まで、東京国際フォーラム ホールCにて上演される。

チケットぴあ
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。