演出に“リアル”を生む!『プルートゥ』の人物デザイナー・柘植伊佐夫の密着番組が放送


手塚治虫の“鉄腕アトム”「地上最大のロボット」を、漫画家・浦沢直樹とストーリー共同制作者の長崎尚志がリメイク、手塚眞の監修の元に誕生した漫画「PLUTO」。全世界に愛読者を持つ人気漫画が、今年1月に舞台『プルートゥ PLUTO』として上演され、大きな話題を呼んだ。本作で「人物デザイン」という聞き慣れない役割を担当したのが柘植伊佐夫という人物だ。彼の活躍に密着した番組が、2015年6月20日(土)WOWOWで放送される。

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「人物デザイン」とは、衣裳やヘアメイク、小道具など“扮装”のすべてを設計する役割。今まで、大友啓史(大河ドラマ『龍馬伝』)、三池崇史(映画『十三人の刺客』『喰女 -クイメ-』)、山崎貴(映画『寄生獣』2部作)、樋口真嗣(映画『進撃の巨人 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」2部作)、長塚圭史(舞台『あかいくらやみ~天狗党幻譚~』『冒した者』)ら、人物描写や美術にこだわる映画監督、演出家と多くの仕事をともにし、高い評価を受けてきた。

そんな柘植が今年はじめに挑んだのは舞台『プルートゥ PLUTO』の「人物デザイン」。「人間とロボットの共生」という難しいテーマに挑むことになった柘植。この作品の演出・振付を手掛けたのは、現代舞台芸術を牽引する世界的振付家シディ・ラルビ・シェルカウイ。本作が身体表現と特殊造形の調和で魅せる作品となることから、柘植の仕事が作品の成否の鍵を握っていた。役を演じる中で俳優自身に芽生える「欲望」「葛藤」といった「心の闇」をあぶり出すことで、観客の心を突き動かしてきた柘植だが、この新作に対してはどう取り組んだのか?

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番組では、千秋楽まで柘植の仕事ぶりに密着し、アーティストとして創作に懸ける奥深い人間性や情熱、哲学に迫る。

「ノンフィクションW 演出に“リアル”を生む ~人物デザイナー柘植伊佐夫 舞台『プルートゥ』に挑む~」は、6月20日(土)13:00からWOWOWプライムにて放送される。

チケットぴあ
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