D-BOYSも応援出演!劇団Patch、東京でDVD発売会見!『SPECTER』


関西版のD-BOYSとも呼ばれ、3000人以上の中から選ばれ結成された劇団Patch。2015年3月に上演されたPatch stage vol.6 『SPECTER』が、DVD化され、Patch初の全国発売となった。これを記念して、5月30日(土)、Patchメンバーの中山義紘(ガ・バンリ役)、松井勇歩(ヒューゴ役)、井上拓哉(ノーム役)がホームグラウンドの大阪を離れ、東京都内で記者会見を行った。

関連記事:末満健一が描く“TRUMP”シリーズ最新作に劇団Patchが挑む!『SPECTER』上演

『SPECTER』とは、ピースピットの末満健一作・演出の大ヒット舞台『TRUMP』シリーズの3作目にあたる作品。(1作目はDステ12th『TRUMP』、2作目はハロー!プロジェクトによる演劇女子部 ミュージカル『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』)
外界との関わりを絶つ森奥深くの村で、繭期[人間でいう思春期]を迎えた吸血種の少年少女が起こした猟奇的な連続殺人事件。ひとりの村人が掟を破り、事件解決のために部外者であるヴァンパイアハンターを村に招き入れる。だが調査が進むうち、村人たちが抱える秘密が徐々に明らかとなっていき――。

記者会見に登場した中山、松井、井上は冒頭から緊張と興奮状態。全国発売になったことについて感想を問われると、松井が「大阪でしかやってない公演なのに、東京でイベントをやるなんて…」中山「結成して4年目なんですが、ありえないことやな、と」松井「こんなにカメラが来ていて…劇団最高台数です。こんなにフラッシュたかれることもないです。どんな顔していいかわかりません」と嬉しさをストレートに表現していた。

その後、Patchの応援に、D-BOYSの土屋シオンと阿久津愼太郎が登場。お祝いの花束を中山たちに渡す際に、阿久津が「他人のお金で買った花です」と関西人に負けず劣らずの笑いをとっていた。

劇団Patch

『SPECTER』上演決定は、末満のツイートで最初に発表された。中山「発表後、ものすごくファンが盛り上がってまして。『で、誰がやんねん、どこの団体がやんねん?』その後『え?劇団Patch?誰やねん!関西のぺーぺーなんて知らんわ!』って言われて(笑)」井上も「プレッシャーでしたね。でも『SPECTER』で頑張って、劇団Patchを面白いって思ってもらって、また次の作品を観にきてもらいたかった」と当時を振り返っていた。

今回、Dステの『TRUMP』でガ・バンリ役を演じた土屋がいることもあり、同じ役を演じた土屋と中山にお互いのガ・バンリ役について感想を求められると、中山は「同じ役だけど土屋さんとは違うアプローチでやりたいと思った。難しかったです」土屋「最後の最後まで観ないと決定的な違いがわからないと思う」とコメント。中山「末満さんは伏線が上手なんです。ミスリードを誘うというか。そこも含めて楽しんでほしいですね」と作品の見どころにも触れていた。

松井勇歩、中山義紘、井上拓哉

今年、同じ脚本を違う演出家が手掛けて上演するDステ『夕陽伝』と劇団Patch『幽悲伝』が上演される。『夕陽伝』にはPatchからも中山と三好大貴が出演する。中山は「先輩方と一緒に舞台をやらせていただくのが本当に嬉しいし、またPatchの『幽悲伝』との演出やキャストの違いも楽しんでいただきたい」と意気込みを見せると、松井も「これを機にPatchを大きくしていきたい」とさらなる目標を掲げた。

関連記事:Dステ『夕陽伝』関連記事はこちらでチェックを!動画もありますよ!

Patch stage vol.6 『SPECTER』DVDはポニー・キャニオンより発売中!

チケットぴあ
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。