2015年度「こころの劇場」東京公演 ファミリーミュージカル『王子とこじき』開幕!


撮影:下坂敦俊

2015年5月15日(金)より、東京・四季劇場[秋]にて、2015年度大型児童招待事業「こころの劇場」東京公演 ファミリーミュージカル『王子とこじき』が開幕した。本公演では、7月17日(金)までの公演期間中に、学校単位の抽選により選ばれた都内在住小学校の6年生、計7万5千名が観劇する見込みとなっている。

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「こころの劇場」とは、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季、そして多くの企業や団体の協力のもと行われる大型児童招待事業。歴史ある劇団四季のファミリーミュージカルレパートリーを上演する中心的な場として、2008年度より開始された。“生命の尊重”“愛と勇気の崇高さ”“友情と連帯の重要さ”など、児童期に身につけておくべき精神や道徳をメッセージに織り込んだ作品の上演活動は、情操教育という見地からも大変有効、と学校・教育関係からも高い評価を得ている。例年、北は北海道・利尻島から南は沖縄県・石垣島/宮古島まで、年間通じた全国巡演を敢行。今年度も本作品の他、『むかしむかしゾウがきた』『人間になりたがった猫』を上演し、全国166都市で計483回公演、のべ56万人の児童招待を予定している。

『王子とこじき』撮影:阿部章仁

本日の公演では、午前と午後の2回で計1500人の児童が来場。16世紀のロンドンを舞台に、王子になりたがっていた少年と本物の王子が入れ替わったために起こるささやかな事件を通じ本当の幸福とは何かを問いかける作品に、子どもたちから大きな喝采があがった。また終演後には、出演キャストたちがロビーに出て、子どもたちに対するお見送りを実施。興奮の面持ちで、俳優たちと握手を交わすほほえましい様子が見られた。

『王子とこじき』撮影:阿部章仁

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なお本作品は、「こころの劇場」公演に引き続き、同劇場に隣接する自由劇場での一般公演が7月25日(土)~8月23日(日) まで決定している。

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