青年座が「別役実フェスティバル」第4弾として登場!『山猫からの手紙 ―イーハトーボ伝説―』


劇作家・別役実の戯曲『山猫からの手紙 -イーハトーボ伝説-』が、劇団青年座により2015年5月29日(金)から6月7日(日)まで東京・青年座劇場で上演される。本作は今年3月『≪不思議の国のアリスの≫帽子屋さんのお茶の会』の上演から始まった「別役実フェスティバル」の4作目にあたる。演出は『THAT FACE ~その顔』(2012年)で第54回毎日芸術賞・千田是也賞を受賞した伊藤大。

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山猫から男に、故郷イーハトーボへと誘う一通の手紙が届くところから物語は始まる。男は、ひと組の兄弟、ひと組の老夫婦に出会う。彼らもまた、山猫から手紙が届き、イーハトーボを目指していた。「ふしあわせの鎖」につながれて、よやくたどり着いたはずのイーハトーボ。果たして山猫は何を企んでいるのか。

本作は、宮沢賢治の童話『どんぐりと山猫』『グスコーブドリの伝説』『注文の多い料理店』などを下敷きに書かれた戯曲。1990年に青年座で上演するために書き下ろされた作品だが、25年を経た現在にも通じるメッセージを含んでいる。

出演は、大家仁志、小豆畑雅一、中野亮輔、嶋田翔平、家中宏、桜木信介、渕野陽子、岩倉高子、坂寄奈津伎、古澤華。

なお、「別役実フェスティバル」では、1年半に渡り劇団青年座をはじめ、劇団俳協、劇団俳優座など18の演劇団体が別役実の作品を上演していく。会期中、いつからでも申込み可能で、どの公演を観劇しても必ず特典が付いてくる、≪別役実フェスティバル≫パスポート3,500円(税込/フェスティバル開催期間中有効)も発売されているので、複数公演を観に行きたい方は早めに入手を!

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『山猫からの手紙 -イーハトーボ伝説-』は、2015年5月29日(金)から6月7日(日)まで、東京・青年座劇場で上演される。

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