少女漫画の金字塔が2016年1月舞台化!『花より男子 The Musical』上演決定


1992年の連載スタート以来、今もなお世界中の若者たちに絶大な人気を誇る少女漫画の大人気作品、“花男”こと『花より男子』が、2016年1月、世界初・ミュージカル舞台化されることが決定した。『花より男子』は集英社『マーガレット』に12年間連載された神尾葉子の伝説的人気コミックス。単行本は全37巻、完全版全20巻も発行され、少女マンガ歴代発行部数第1位、累計発行部数は6100万部売上を記録している。

主人公の極貧少女・牧野つくしは、超絶金持ち名門高校‘英徳学園高校’に通うことになったが、学園を牛耳る御曹司集団「F4」(=Flower4“花の四人組”)から手ひどいイジメにあう。が、持ち前の”雑草魂”で勇敢にも立ち向かって行くつくし。そんなまっすぐな正義感と不屈の根性に、F4 の道明寺司はいつしかつくしに惹かれ、一方、つくしは気まぐれで不思議な魅力を持つ花沢類に惹かれていく…。超セレブ学園で巻き起こる、大波乱の恋と友情のハイスクールストーリーだ。

『花より男子 The Musical』

連載開始後は、1993年にCDブック化、1995年には実写映画化(出演:内田有紀、谷原章介、藤木直人ほか)、2001年には台湾版ドラマ『流星花園』がスタート、世界13か国で高視聴率を記録。2005年、TBS系連続ドラマ『花より男子』が平均視聴率20%を超す大ヒットを記録(出演:井上真央、松本潤、小栗旬ほか)、2007年には続編『花より男子2<リターンズ>』も平均視聴率22%の大ヒット。2008年連ドラと同じキャストで製作されたオリジナルストーリーの映画版『花より男子2<ファイナル>』が公開。公開2日間で観客動員数88万人を超え、最終興行収入77億円を記録。2009年には韓国ドラマ『花より男子~Boys Over Flowers~』が最高視聴率35.5%を記録し、韓国でも一大ムーブメントとなった。

今回のミュージカル化に際して、日本の演劇界・音楽界を牽引する日本屈指のトップクリエイターが集結した。脚本は『八犬伝』『鉈切り丸』『9 days Queen』をはじめ多くの脚本で高い評価を受け、演出家としても実力を見せる青木豪。演出は『宝塚BOYS』『フランケンシュタイン』『夜中に犬に起こった奇妙な事件』『ブラック メリーポピンズ』など、数々の作品で演出を手掛け、紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞優秀演出家賞はじめ、名だたる演劇賞を総なめにしてきた鈴木裕美。音楽はポルノグラフィティやいきものがかりをはじめとする多数のトップアーティストのプロデュースを手掛けた本間昭光が、今回初めてミュージカルの音楽を担当する。

鈴木裕美、青木豪『花より男子 The Musical』

本間昭光『花より男子 The Musical』

今回、物語のヒロインとなる「牧野つくし」役は公募オーディションで決定される。応募資格は15歳〜25歳までの女性。プロ、アマチュア問わず「”私こそつくしだ!”という明るく元気で歌に自信のある女性を求めている」とのこと。応募方法は、履歴書と写真、歌唱審査楽曲2曲をCD-Rに収録し郵送。いきものがかりの『コイスルオトメ』『ブルーバード』が歌唱審査楽曲となっている。(詳しくは、オフィシャルサイトで確認を!)

世界的なファンを持つ伝説のコミックのミュージカル化。さらなる公演の詳細発表を待ちたい。

(c)神尾葉子・リーフプロダクション/集英社

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